特集|伝統と革新の由布市を巡る旅
宿から出るのがもったいない。
宿から出るのがもったいない。
宇賀なつみの由布院“名宿”探訪 | Page 2
緑のなかで木漏れ日と静寂を
味わう宿〈山荘わらび野〉
続いて訪れたのは、喧騒から離れた緑豊かな癒しの温泉宿〈山荘わらび野〉。
約3500坪の敷地内には、7棟13室の客室が点在しており、あたりには緑豊かな風景が広がります。
「手入れが行き届いている緑ですが、計算や演出を感じさせない、自然と調和した美しさですね」と、宇賀さん。
「どこのフロアも照明が明るすぎず、自然光を生かした落ち着いた雰囲気の演出がすてきです」と、宇賀さんもすっかり緑に癒されているよう。
宿泊棟に向かうと、モダンで洗練された佇まいに「かっこいいですね! まるで森の中の美術館みたい」と、宇賀さんも絶賛。
部屋の中に入ると、冬は暖かく、夏は涼しい特徴を持つ大分県産日田石を用いた床に、モノトーンを基調としたシックな空間演出が、静寂で心地よい空間を生み出しています。
「外の緑との対比があって、とてもハイセンス。このモダンな部屋の中から自然を望むからこそ、より一層自然を敏感に感じられるのでしょうね」と、宇賀さん。
鳥の囀りや葉の擦れる音、やさしい木漏れ日に心身を解きほぐされるお宿でした。
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