リネンのエプロンをあててみる宇賀なつみさん
特集|伝統と革新の由布市を巡る旅

まだ知らない由布院を発見!
宇賀なつみと巡る寄り道スポット4選 | Page 2

Posted 2024.10.11
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一点モノに出合える。
大分県の作家の作品を取り揃える〈HAUS〉

一服してから向かったのは、湯の坪街道のたけもと通りから少し奥まったところに位置するセレクトショップ〈HAUS(ハウス)〉。

〈HAUS(ハウス)〉の外観
木々に紛れ込むかのように、静かに佇んでいる。

ここでは、由布院を中心とした大分県のクリエイターが手がけた作品や伝統工芸品をはじめとする日用品などが販売されています。

「たおれんだるま」を手にとってみた宇賀さん
「さまざまな表情があって選ぶのが楽しい」(宇賀さん)

店内を見渡すと、四角いだるまを発見。

これは大分県日田市にある家具メーカー〈ID HOUSE(アイディハウス)〉がこしらえる〈不撓楽天達磨(ふとうらくてんだるま)〉、通称「たおれんだるま」。詳しくはこちら

ほかにも個性的なキャンドルやお香立てなど、生活を豊かにしてくれるようなアイテムが並ぶなか、宇賀さんがお土産に選んだのは……?

宇賀さんが選んだモノ 1

小鹿田焼の大皿2つを手にした宇賀さん
(写真左から)大分県日田市で300年もの長きにわたり窯を守り続けている小鹿田焼、宇佐市を拠点に活動する作家・松原竜馬さんの器。

「最近また料理が楽しくなってきていて、メインをどーんと乗せる大皿が欲しかったんです。何を乗せても合いそうなフォルムとカラーリングが気に入っています」(宇賀さん)

宇賀さんが選んだモノ 2

林裕司さんが手がけたマグカップ2種
由布岳麓で工房〈蛟龍窯(こうりゅうがま)〉を持つ作家・林裕司さんのマグカップ 各3520円。

「色もきれいですし、表情も豊か。でもしっかり量も入るから実用的で。毎日のコーヒータイムが充実しそうだなと思って選びました」(宇賀さん)

宇賀さんが選んだモノ 3

ひょうたんや雲、小鳥のような形の箸置き
大分県国東半島に移住してきた作家・垣野勝司さんの箸置き 各550円。

「キラキラしていてきれいじゃないですか。箸置きを集めているのですが、こんなに瑞々しくて爽やかな箸置きは持っていなかったのでうれしいです」(宇賀さん)

Spot 03
Information
HAUS
address:大分県由布市湯布院町川上1470
access:JR由布院駅から徒歩約16分
営業時間:10:00〜17:00
定休日:木曜

喧騒から離れてゆったりとした時間を。
カフェギャラリー〈ある風景〉

カフェギャラリー〈ある風景〉の建物前に立つ宇賀なつみさん

最後に訪れたのは、メインストリートから離れた場所に佇む、牛舎や納屋を改装してつくられた、カフェギャラリー〈ある風景〉。

〈山荘わらび野〉の外観
ある風景は、宇賀さんが由布院の宿巡りで訪れた、山荘わらび野のオーナーが手がけた。〈山荘わらび野〉など由布院の名宿巡りについてはこちら
カフェに飾られていた絵本を手にする
大きな窓からはのどかな風景が一望できる。

1階はゆったりと空間を使ったカフェ、2階はオーナーセレクトのファッションアイテムなどが販売されています。

ロッキングチェアに腰掛けて絵本を読む宇賀さん
自分だけのお気に入りの場所を見つけて、のんびり過ごそう。
リネンのエプロンを手にした宇賀さん
2階では、触り心地のいいコットンや優しい風合いのリネンのファッションアイテムが並ぶ。宇賀さんが気になったのは、カヌレ専門店〈CARANDONEL〉の制服としても使われているエプロン。
〈ある風景〉2階のセレクトアイテムを販売するスペース

「由布院はメジャーな温泉観光地だから、どこも多くの人で賑わっていますが、ここはまさに穴場ですね。静かな時間を過ごすのにぴったり」(宇賀さん)

自分のペースで大分県の手仕事や暮らしに触れたいときにうってつけのスポットです。

Spot 04
Information
ある風景
address:大分県由布市湯布院町川北1265-1
access:JR由布院駅から車で約7分
定休日:火〜木曜
web:@arufuukei

credit text:藤田佳奈美 photo:ただ(ゆかい) hair & make:室橋佑紀 styling:近藤和貴子

衣装クレジット トップス23200円(ミラ オーウェン/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店)、パンツ22000円(ルーニィ)、イヤリング1540円(お世話や)、リング3190円(フィノベル/お世話や)
以上、価格はすべて税込み

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