令和の魚拓はこう進化! 大分発「ぎょたクッション」が登場
釣りで大物の魚を釣り上げたときなどに原寸大の記録を残すための手段として古くから行われてきた“魚拓”。魚の表面に墨などを塗って紙に転写する方法が一般的ですが、令和の魚拓は進化を遂げているようです。
この度、大分市に本社を置く〈JDサイン〉が始めたサービスは、釣った魚の姿をリアルなクッションに変えるもの。2022年8月から同社が運営するオンラインショップ〈MITENA〉で、サービスを受け付けています。
まるで本物?! 釣りの思い出を自分だけのグッズに
ありそうでなかったこのユニークなサービス誕生の背景には、釣りの楽しみを広げ、人と人とをつなぐという想いが込められています。
MITENAでは、「私たちがつくる商品がきっかけとなり、『これ面白いね』とか『こんなふうにして釣れたんだよ』といった会話が生まれ、人と人が繋がって、会話が弾むきっかけをつくり出せないか」という想いでものづくりを行っていると言います。
今では魚拓を取ろうにも墨や半紙を常備している人は少なく、大きな魚を釣り上げたら魚拓にして飾るというのが醍醐味だった時代は、ひと昔前のことになりつつあります。
カメラ付き携帯電話やスマホが普及してからは、手軽に写真におさめることも可能になりましたが、同社はもっと立体的な形で大物を釣り上げた感動を残せないかと、このサービスの開発を始めました。
注文方法は、とても簡単。クッションやタオル、アパレルなど好みの商品を選択し、釣った魚の写真をメールで送るだけの手軽さです。完成した商品は1か月ほどで手元に届きます。
なかでもクッションは、150cmまでであれば原寸大でつくることが可能なため、よりリアルな形で思い出を残しておくことができます。グッズの種類はいろいろあるため、お気に入りを見つけて、世界にひとつだけのオリジナル魚拓グッズをつくってみてはいかがですか?
web:オンラインショップ「MITENA」公式サイト
credit text:柿崎真英