名水の滝の前にある飛び石を渡っていく宇賀なつみさん
特集|伝統と革新の由布市を巡る旅

豊かな自然と涼を体感。
宇賀なつみと巡る、
由布院周辺の水スポット | Page 2

Posted 2024.09.25
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森の精霊が現れそうな「男池湧水群」で
神秘的な時間を過ごす

ふたつ目の水スポットは、「日本名水百選」に選ばれた、うつくしい湧水池、男池(おいけ)湧水群。

黒岳の麓に位置するこのエリアは、ブナやカエデなど広葉樹からなる緑豊かな原生林の中に、透明度の高い清水として知られる男池と名水の滝があります。

湧水地までの遊歩道にかかる小さな橋を渡る
木漏れ日に包まれ、安らかな気持ちに。

遊歩道があるため、男池から名水の滝まで15分ほど散策することに。

「今日は猛暑なのに、原生林の中はとても涼しいですね。静かな森の中をゆっくり歩きながら、川のせせらぎに耳を澄ます……。本当に癒されます」(宇賀さん)

湧水群の水に手をつけてみる宇賀さん
「冷たくて気持ちいい! ビールを冷やしたくなりますね(笑)」(宇賀さん)

湧水群の水は、湧き出てすぐの非常にキレイな水なので、不純物が一切含まれていません。

それにより、魚の餌となるプランクトンが発生しないため、生き物が生息していないのだとか。

岩の上から手でつかむような形で根を張った大木
「まるで芸術作品みたいな木ですね」(宇賀さん)

道中、岩の上から根を張った大木を発見。

岩の上に苔が繁殖し、そこから木の芽が生えてこのような仕上がりになったそうです。

大木を見上げる
「まるで生き物のような躍動感がある木のうねり! 大地のエネルギーを感じます」(宇賀さん)

ここは水だけではなく、歩くたびに風景がガラッと変わる自然も魅力。ユニークな木々が多く、見飽きることがありません。

遊歩道を歩いて5分ほどすると、男池に到着。

透明度が高く水中植物や底まで見える男池
日の差し込み具合によって、エメラルドグリーンにもモスグリーンにも見える、男池。水中植物がたゆたう姿は見惚れてしまうほど。

「うわー! 結構深そうなのに、水の透明度が高くて底まで見えてますね! 美しくて吸い込まれそうです」(宇賀さん)

男池の前に立つ宇賀なつみさん
「ここを水風呂にしたい(笑)」とサウナ好きの一面を覗かせる宇賀さん。
森の中に立ち、黒岳からの冷風を感じる
森の精霊が登場しそうな、荘厳な雰囲気に包まれた森。

この辺りは黒岳のほうから冷風が吹く“涼”スポット。「ちょっと涼しいってレベルではないくらい、冷たい!」と宇賀さんも気持ちよさそう。

次はさらに山深いエリアにある名水の滝を目指します。

名水の滝の前にある飛び石を渡っていく宇賀なつみさん
マイナスイオンたっぷり!

森の中を抜けると開けた場所にあるのは、名水の滝。

澄んだ水と豊かな緑が織りなす風景は、見るものを魅了します。

名水の滝の前の岩に腰掛ける宇賀さん
男池同様、澄んだ色をしている名水の滝。

「わざわざ来た甲斐がありました。豊富な水量に圧倒されます。秋は紅葉がキレイなんでしょうね」(宇賀さん)

Spot 02
Information
男池湧水群
address:大分県由布市庄内町阿蘇野
tel:097-585-1920
access:湯布院ICから国道210号経由を車で約40分
料金:100円(中学生以上)

由布川峡谷を散策する宇賀なつみさん
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圧巻の峡谷美!

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