見た目・味・香りの3拍子揃った、大分県産オリジナルいちご〈ベリーツ〉
魅力的なブランド食材や特産品が数多くある大分県。そのなかから、今回ご紹介するのは、大分県産オリジナルいちごのベリーツ。
今が旬真っ只中のベリーツは、そのまま味わっておいしいのはもちろん、そのおいしさを1年中楽しめるお菓子も充実しています。これを読めば、あなたもきっと味わってみたくなるはず!
見た目・味・香りの3拍子揃った“理想的ないちご”
ベリーツは、大分県が8年もの歳月をかけて品種開発に成功した、県を代表するブランド食材のひとつです。2017年の販売開始以来、大分県内のスーパー・百貨店などをはじめ、関西地方や福岡県、東京都などに出荷されています。
親となるのは、高い糖度を持ちながら適度な酸味も感じられる〈とちおとめ〉、収穫量が多く日持ちもする〈さがほのか〉、芳醇な香りが魅力で早い時期から収穫できる〈かおり野〉。
それぞれの長所を受け継いだベリーツは、つややかで鮮やかな赤色といったルックスのよさ、シーズンを通して維持される高い糖度、そして鮮烈な芳香の立ち上がりと、理想的ないちごの特長を兼ね備えています。
そんな見た目・味・香りの3拍子揃ったいちごを生産するためには、水分コントロールなど、きめ細やかな管理が欠かせないといいます。
また、高設栽培(高さ1メートルほどの位置でいちごをつくることで、栽培や収穫をしやすくした栽培方法)を取り入れることで、6月頃まで長期間の収穫が可能になっています。
大分県内には、このベリーツを使ったスイーツを提供するお店も続々と増えています。最新の情報は、ベリーツの公式Instagramからチェックしてみてください。
ベリーツのおいしさを1年中楽しめるおすすめ商品
12月から翌3月までがベリーツの旬の時期となりますが、1年を通してそのおいしさを味わえる商品も大分県内で次々と誕生しています。
今回は、数ある商品のなかからedit Oita編集部がおすすめする3品をご紹介。大分旅行のお土産としてはもちろん、お取り寄せして楽しむこともできますよ。
お菓子の菊家|ベリーツのパンナコッタ
1956年に別府市で創業した菓子メーカー〈お菓子の菊家〉が販売する〈ベリーツのパンナコッタ〉は、北海道産の純生クリームを使用したパンナコッタにベリーツを30%以上使ってつくられたソースをかけて味わう一品。
ソースはあえて別添えにすることで、ベリーツ本来の鮮やかな赤色と香りの立ち上がりがそのまま感じられるように。冷蔵庫で冷やしていただくと、よりおいしく味わえます。
JAおおいた|ベリーツどらやき「イチドラ」
JAおおいたが長崎県で200年以上の歴史を持つ和菓子店〈杉谷本舗〉と共同開発したのが、こちらのベリーツどらやき「イチドラ」。
餡にベリーツのピューレを練り込み、爽やかな香りと甘味・酸味のバランスが絶妙な特徴を感じられるように仕上げています。
九重町にある〈九重“夢”大吊橋〉の天空館や、由布市にある直売所〈陽だまり〉などのJAおおいた直売所をはじめ、百貨店〈トキハ〉各店で購入することができます。
大徳|ポンおこし(ベリーツいちご)
大分県日田市にある〈高塚愛宕地蔵尊(たかつかあたごじぞうそん)〉の参道に店を構える〈大徳〉が販売するのは、ベリーツを使ったポン菓子。
大分県玖珠産〈ひとめぼれ〉の新米、それも一等米のみを使ってつくられたポン菓子に、ベリーツを100%使ったパウダーで味付け。香料・着色料を使っていないため、ベリーツそのものの風味が味わえると人気を集めています。
web:ベリーツ 紹介ページ
*価格はすべて税込です。
credit text:柿崎真英