
ニュース&コラム
宇賀なつみさんと行く、由布市〈黒嶽荘〉。
宇賀なつみさんと行く、由布市〈黒嶽荘〉。
天然炭酸泉で食べる流しそうめん
大分県玖珠郡九重町から竹田市北部にかけて連なるくじゅう連山。その麓には良質な湧水群があります。なかでも白水鉱泉(しらみずこうせん)は、天然炭酸水を汲める国内有数の湧水地。
水と緑が織りなす大自然を求め、宇賀なつみさんと出かけた取材先で見つけたのは、山奥の旅館〈黒嶽荘〉。



こちらでは、白水鉱泉からこんこんと湧き出た、天然の炭酸水を使った流しそうめんが食べられるのです。


ところで、なぜ炭酸水が湧いているのでしょうか。
それは、活火山の地下深くで、マグマに由来する二酸化炭素ガスが地下水に溶け込むからだといいます。

水より炭酸水で麺を締めることで、喉越しが良くなるのだとか。たっぷりの天然炭酸水にそうめんをくぐらせ、麺を引き締めたらいただきます。

「しっかり冷えていておいしい。めんつゆにつけずにそのまま食べると、炭酸の酸味や淡い苦みをしっかり感じられますね。ピリッと爽快感があって、ぺろっといけちゃいそうです」(宇賀さん)

アクセントに、天然炭酸水そうめんのためにつくられた「1年熟成ゆずごしょう」を少量入れると、香り高いゆずの風味とまろやかな辛さを口いっぱいに感じられます。



湧き出る天然炭酸水をすくって、カルピスのポンプを10プッシュほどすると、カルピスソーダをつくることもできます。

「天然炭酸水のやわらかな刺激と、カルピスの甘酸っぱさが、相性抜群ですね。あっさりした飲み心地です」(宇賀さん)
〈黒嶽荘〉で流しそうめんが食べられるのは、4月から11月まで。
自然に囲まれた山奥でいただく食事は格別です。夏のおでかけにいかがですか?
Information
credit text:藤田佳奈美 photo:ただ hair & make:室橋佑紀 styling:近藤和貴子
この記事をPost&Share