ANOTHER TIME XX 2013年 Antony Gormley
ニュース&コラム

国東半島はアートの宝庫!?
旅しながら現代アートを巡る

Posted 2021.03.30
Instagram X Facebook

ANOTHER TIME XX 2013年 Antony Gormley(撮影:久保貴史)©︎国東半島芸術祭実行委員会

国東半島に新しく設置されるアートとは?

大分県の北東部に位置し、別府湾、伊予灘、周防灘、瀬戸内海に囲まれた国東(くにさき)半島。「六郷満山文化」と呼ばれる独特の山岳仏教が根づき、神と仏が融合した信仰「神仏習合」の発祥地でもある国東半島は、独自の文化を形成してきた土地。
岸壁に彫られた巨大な石仏「熊野磨崖仏」や、九州最古の木造建築物である国宝「富貴寺大堂」など、史跡や文化財も多く、見どころがたくさん。

両子寺の仁王像
六郷満山文化の総持院である両子寺(ふたごじ)の仁王像。とても神秘的な空気が漂います。

そして、そのもうひとつの大きな魅力がアート。
2014年に『国東半島芸術祭』が開催され、半島の各地に9つの作品を恒久設置。世界的に著名なアントニー・ゴームリーをはじめ、オノ・ヨーコやチームラボといったアーティストも参加し、現在も作品を見ることができます。

真玉海岸の夕日
干潮と日の入りが重なると、幻想的な夕景が望める真玉海岸。
チームラボの常設展示
〈チームラボギャラリー真玉海岸〉ではチームラボの常設展示も(当面の間、土・日曜・祝日のみ開館)。真玉プロジェクト チームラボ『花と人、コントロールできないけれども、共に生きる-Kunisaki Peninsula』2014年

そしてこの国東半島に、2021年3月末、3人のアーティストによる新たな作品が追加されました。


長崎鼻
Next Page|どんな作品が見られる?

この記事をPost&Share
X Facebook