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大分県日田市で『進撃の巨人』の世界を体験しよう
世界で累計発行部数が1億部超の人気マンガ『進撃の巨人』。その世界をリアルに体験できるプロジェクト〈進撃の巨人 in HITA ~進撃の日田~〉が、作者・諫山創さんの故郷にして、そのクリエーションに大きな影響を与えた大分県日田市で進行中です。
「自分が『進撃の巨人』をつくるに至ったこのまちに、何か恩返しができないものか」と考えた諫山さんと市民有志による〈進撃の日田まちおこし会議〉が主体となり、人気キャラクターの銅像制作や、原画などの貴重な資料を展示したミュージアム、スマホアプリゲームなどを展開しています。
2024年8月29日情報更新
人気キャラクターの銅像を市内2か所に設置
2020年11月、諫山さんが生まれ育った日田市大山町にある大山ダムに設置されたのは、主人公エレンと、その幼なじみであるミカサ、アルミン3人の少年期の銅像。連載10周年を記念して、クラウドファンディングにより完成しました。
等身大の3人の前にそびえ立つのは、高さ94メートルにもなるダムの壁。これを“人類を守る壁”に見立てて、物語の冒頭、彼らが初めて巨人と遭遇した場面を再現しています。
一方、数あるキャラクターの中でも、とくに人気の高い、エレンらの上官リヴァイ兵士長の銅像も2021年3月、JR日田駅前に完成。“人類最強の兵士”らしい躍動感あふれる姿でお目見えしました。
デザインは、諫山さんが描き起こしたオリジナル。そのレアな銅像をひと目みようと、多くのファンが訪れているとか。
「あの丘の木」を彷彿とさせる景色が見られる
〈田来原(たらいばる)美しい森づくり公園〉
エレンたちの少年期の銅像がある大山ダムから、車で15分ほどの場所にある〈田来原美しい森づくり公園〉。この公園で2023年11月、TVアニメ『進撃の巨人』の放送10周年を記念した植樹が、諫山さんとエレン役の声を演じた梶裕貴(かじ・ゆうき)さんによって行われました。
植樹された木は、『進撃の巨人』最終巻にも描かれた、物語に象徴的に登場する「あの丘の木」がモチーフとなっています。ファンや地元の人の想いとともに、シンボリックな大樹へと成長してほしいという願いが込められています。
かつて諫山さんがアルバイトをしていたお店で日田名物を!
〈想夫恋(そうふれん)大山店〉
ランチには日田市のご当地グルメのひとつ、焼きそばはいかが? 元祖「日田やきそば」として知られる〈想夫恋〉の「想夫恋焼き」は、今や大分県を代表するソウルフードのひとつです。
“焼き”にこだわってつくられた焼きそばは、カリっとした食感と独特の香ばしさが特徴。創業から65年以上変わらぬこの味を求めて、多くの人が足を運びます。
ここ大山店は、諫山さんが高校時代にアルバイトをしていたお店としても知られています。店内では、諫山さんのサイン色紙を見ることができますよ。