地獄蒸しを体験する宇賀なつみさん
特集|別府ワンダーランド

「この温泉、おかわりしたい!」
宇賀なつみが大分・別府で
ひと味違う温泉体験へ。 | Page 2

Posted 2021.03.16
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〈鉄輪むし湯〉で足蒸し体験!

湯けむりがあがる別府の風景
〈湯けむり展望台〉から一望する、温泉天国・別府の原風景。

明礬温泉を堪能したら、次は鉄輪(かんなわ)温泉へ。

別府で温泉をめぐるとき、皮脂や皮膚の汚れを落とすシャンプー効果のある明礬温泉から先に入り、次にしっとり保湿するリンス効果のある鉄輪温泉に入ると、より美容効果を実感できるのだとか。

雨の中、別府のまちを散策
至る所から湯けむりがもくもくと立ち上る鉄輪のまち。寒い雨の日は特に勢いが強い!

歩き疲れた足をほぐすため、向かうのは鉄輪の足蒸し体験。石畳の下からもくもくと立ち上る湯けむりを間近で見て、宇賀さんもテンションが上がります。

足蒸し体験中
〈鉄輪むし湯〉の敷地内にあり、無料で楽しめる足蒸し。

足蒸しとは、温泉の蒸気で満たされた箱の中に足を入れて蒸す入浴法のこと。椅子に腰掛け、膝から下をじっくりと温めます。

「蒸気のおかげで、ドライサウナのように肌が乾燥でカピカピにならなくていいですね。足元だけでこんなに全身温まるだなんて」(宇賀さん)

せっかくなら全身で体験したい、ということで〈鉄輪むし湯〉へ。

鉄輪むし湯の内観
8畳ほどの広さの石室の中に寝転び、じっくり汗をかく〈鉄輪むし湯〉。男女別で、定員は3〜4名。

地元の温泉名人も絶賛する湯治場の〈鉄輪むし湯〉は、温泉で熱した床に石菖(せきしょう)と呼ばれる薬草を敷き詰め、その上に寝転ぶスタイル。

屈まないと入れないほど天井が低く設計されているのは、温泉の蒸気でできた石菖のスチームを全身に満遍なく浴びるため。室温は75度と高温ですが、湿度が高いので、一般的なサウナより入りやすいのが特徴。8〜10分蒸されて終了です。

石菖が積まれている倉庫
むし湯では、この石菖を乾燥させて使用。乾燥すると麦茶のような香ばしい香りが。

「すごくいい香り。なんだか鼻の通りがよくなる感じがするので、花粉症でつらい人にもよさそう。私は声を使う仕事をしているので、本番前に嗅ぎたいな」(宇賀さん)

談笑する宇賀さんと八坂宏明さん
鉄輪あすなろ会の八坂宏明さんと。

最後に〈鉄輪むし湯〉を運営する鉄輪あすなろ会の八坂宏明さんが、こんな話をしてくれました。

「鎌倉時代、一遍上人が鉄輪を開いたとされているのですが、別府においてむし湯は温泉より歴史が長いんですよ。このあたりは地獄のように源泉が熱いでしょ? 昔は温泉の湯を冷ます技術がなかったから、むし湯が一般的だったようですね」

ここでしか味わえない、不思議な香りと空間のむし湯は、実は別府温泉のルーツだったという驚きの事実。ますます温泉の魅力にとりつかれた宇賀さんでした。

Spot 03
Information
鉄輪むし湯
address:大分県別府市鉄輪上1組
tel:0977-67-3880
access:JR別府駅から車で約20分
営業時間:6:30〜20:00(最終受付19:30)
休館日:第4木曜(祝日の場合翌日)
入浴料:700円(中学生以上入浴可能)、レンタル浴衣220円、足蒸し無料
web:鉄輪むし湯|別府市

ヘルシーでおいしい。〈ひょうたん温泉〉で地獄蒸し体験

ひょうたん温泉の外観
1922年創業の老舗〈ひょうたん温泉〉。

鉄輪温泉にはまだまだ見所があります。源泉かけ流しの〈ひょうたん温泉〉は、湯に浸かることはもちろん、蒸気を吸う「温泉吸引」や飲む「飲泉」など、バラエティ豊かな温泉の楽しみ方ができる温泉テーマパーク。

今回は温泉の蒸気で、さまざまな食材を蒸し上げる〈地獄蒸し〉を体験します。

地獄蒸しを体験中の宇賀なつみさん
肉、魚、野菜と新鮮な大分食材がたっぷり詰まった〈ファミリーせいろ〉2人前3000円(税込)。

釜から出る温泉の噴気は100度を超えているので要注意。蓋を開けるときは手前に引いて、奥から蒸気を逃してからせいろを入れます。

特性ガラスを使った蒸し器
蒸気が充満しても、中がクリアに見える特性ガラスを使った蒸し器。高温スチームだから、魚には焦げ目が。

「釜の蓋の隙間から漏れ出る蒸気を浴びているのも、天然のスチーマーによるエステみたいで気持ちいいですね!」(宇賀さん)

「あ、エビが動いた! お魚の目が真っ白になった!」と食材の変化を楽しみながら見ていた宇賀さん。できあがるまでの待ち時間は、大人でも思わずはしゃいでしまうほどワクワクします。

地獄蒸しを味わう
ヒオウギ貝や豚バラ、鶏モモ肉、白菜にキノコなど、迷い箸してしまいそうなラインナップ。

20分蒸し上げて完成。温泉成分をふんだんに浴びた食材は、まるで昆布だしで味付けしたかのような風味に。

「たれにつけなくてもおいしい。と言うより、つけて食べるのがもったいない。ヘルシーだし、これはお箸が止まりません!」と宇賀さんも大絶賛。

温泉が竹の表面を流れる
温泉の温度を冷ます竹製の温泉冷却装置〈湯雨竹(ゆめたけ)〉。

食事を堪能した後は、〈ひょうたん温泉〉のシンボルでもある、竹でできた温泉冷却装置〈湯雨竹(ゆめたけ)〉を見せてもらいました。ここでは源泉を一切加水しないため、温度調整を〈湯雨竹〉で行っています。

地下300メートルから噴出してきた温泉を、竹の表面に這わせることで温度を下げる仕組みで、なんと約100度の温泉が46度前後にまで下がるのだとか。さらに、その湯を再び〈湯雨竹〉に通すと約17度になり、女風呂にはその冷たい温泉を使った冷却温泉風呂があります。

「源泉100%の水風呂はかなり珍しいですよね。ここは体の外側からも内側からも温泉成分を取り入れられる贅沢な空間。カップルや友人たちと一日中いられますね」(宇賀さん)

Spot 04
Information
ひょうたん温泉 地獄蒸しキッチン
address:大分県別府市鉄輪159-2
tel:0977-66-0527
access:JR別府駅から車で約20分
営業時間:10:00〜21:00(20:00L.O.)、土・日曜・祝日10:00〜22:00(21:00L.O.)
web:ひょうたん温泉

砂湯を体験中
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