別府冷麺、日田焼きそば、佐伯ラーメン。
大分ご当地三大麺をお取り寄せ! | Page 2
ひと口でいろんな食感が楽しめる日田焼きそば〈想夫恋〉
日田市(ひたし)発祥のソウルフードと言えば「日田焼きそば」。茹でたての生麺を鉄板に移し、その両面を焦げ目がつくほどこんがり焼いた後、空気を含ませるようにして、具材とともに混ぜ合わせるユニークなひと皿です。
具は、もやし、ねぎ、豚肉などを用い、味付けはソースで。ソースに甘めや辛めの違いがあったり、トッピングに生卵を用意していたりと、各店で工夫を凝らしてオリジナルの味を追求しています。
考案したのは、日田市内をはじめ、九州各地や近畿、東海などに45軒を展開している日田焼きそば専門店〈想夫恋(そうふれん)〉。先代店主により1957年に誕生したメニューで、当時、パンやご飯は焼いたものがありましたが、麺類になかったことから、“麺を焼く”ことにこだわってつくったといいます。
「私どもが大切にしているのは、原材料の厳しい品質管理と確かな技術を身につけた人材の育成。唯一無二の商品であるという思いから、わが社では日田焼きそばではなく、〈想夫恋焼そば〉と呼んでいます」と社長の角弘起さんは話します。
麺やもやしは自社工場で一貫生産。豚肉は一頭買いすることで、ロースやヒレ、モモ、バラなどさまざまな部位を使うこだわりようです。食材だけではなく、鉄板とヘラも独自開発したオリジナル品を使っています。
お店でのつくり方は、まず、熱した鉄板で豚肉を炒めてから茹でた麺を加え、表面に焦げ目がつくほどじっくりと焼いていきます。次に、頃合いを見計らってもやしとねぎを入れ、自家製ソースを手早く全体に絡めれば完成です。
しかし、焦げ目のつけ方をはじめ職人技が満載なので、自宅で同じようにつくるのは難しい……。そこでオススメなのが、お店で調理したものを真空パックにした〈想夫恋焼そばチルド(冷凍)〉です。
電子レンジで約5分温めるだけの手軽さでお店の味を再現できます。ワンランク上の味わいに仕上げるなら、もやしを用意してフライパンで炒め、温めた焼きそばと合わせればOK!
カリッと香ばしい焦げ目と、モチモチの麺、そしてシャキシャキのもやし。口に含むたび、噛むのが楽しくなる「日田焼きそば」は必食です!
web:想夫恋