大分県民60人に聞きました!
かぼすのおいしい食べ方とは? | Page 2
お土産にもピッタリ!
ストックしておきたいかぼすアイテム
食卓には山積みのかぼすがあることも珍しくないという大分県民に、フレッシュ以外でお気に入りのものを聞いてみたところ、それぞれの推しアイテムが出揃いました。
清涼飲料水、サワーといったドリンクやリキュール、かぼすポン酢やかぼすコショウなどの調味料は、季節を選ばず取り入れることができて重宝します。ほかに、コンフィチュール、ゼリー、サブレなど、おやつとしても大活躍!
「瓶詰めのカボス100%果汁を冷蔵庫に常備しておけば、いつでも搾りたての味わいを楽しめます」(20代・男性・豊後大野市)
「甘酸っぱくて爽やかな〈かぼすリキュール〉のソーダ割りがおすすめ」(20代・男性・大分市)
食品以外では美容グッズのおすすめも。旬の時期に収穫したかぼす果汁をたっぷり使ったフェイスマスクは、ビタミンCやクエン酸が豊富でお肌が喜ぶこと間違いなし。爽やかな香りが癒しのひとときへと誘ってくれます。
「リフレッシュしたいときに、フェイスマスクの〈九州ルルルン(カボスの香り)〉を使うと、美肌と癒しを同時に手に入れられます」(20代・女性・大分市)
web:JA全農の産地直送通販サイト
web:八鹿酒造
web:九州ルルルン(カボスの香り)
かぼすの上手な保存&搾り方テクニック
今夏、カボスを手に入れる機会があったなら、ぜひ、実践してみてほしいのが県民直伝の保存方法です。いつでも手に入るから保存を考えたことがない、という声も多かったのですが、新鮮なうちに果汁を搾ることがポイントだという意見が多数。絞った果汁を凍らせるという人も。
「果汁を搾って製氷皿で凍らせたあと、密封容器に入れて冷凍庫で保存しています。焼酎や鍋物で使いたい分を取り出してゴロッと入れればOK」(50代・女性・大分市)
果汁を搾るとき、覚えておくと重宝するテクニックもあります。
「横半分に切った後、ヘタ(おしり)部分もカット。ヘタの方を下にして搾ると種が入らなくて便利です」(20代・女性・豊後大野市)
そうすると、果汁が皮をつたって下に落ちるため、皮の香りもプラスされるというメリットも。
収穫したかぼすのほとんどが県内で消費されるという、“幻の柑橘”。すだちやゆずは手にすることがあっても、かぼすは味わったことがないという皆さん、ぜひ、大分が誇るかぼすに注目してみてください。
*価格はすべて税込です。
credit text:池田祐美子 illustration:嶋田典彦(paper)
「露地物のかぼすがあるときは1日1個必ず食べますが、ないときは〈カボスドリンク・Cサワー〉をよく飲みます」(50代・男性・国東市)
「かぼす果汁に夏ミカンの果粒が入った甘さスッキリの〈つぶらなカボス〉は、小学生時代の夏を思い出します。毎年夏になると祖母が箱で送ってくれていました」(20代・男性・大分市)