人気の観光地・由布院で
立ち寄りたいカフェ!
地元誌が選ぶ5店
大分県の中でも屈指の人気を誇る観光地・由布院。全身を癒やしてくれる温泉はもちろん、店主のこだわりと情熱が詰まったベーカリー、優雅なティータイムが楽しめる、おしゃれなカフェなどが点在し、お楽しみ満載です。今回は由布院に来たなら立ち寄りたいカフェ5選をお届けします。
湖畔でゆったり映画のような朝食を〈CAFE LA RUCHE〉
由布院を代表する観光スポットである「金鱗湖」。そのほとりに佇むベーカリーカフェが〈CAFE LA RUCHE(カフェラリューシュ)〉です。焼きたてパンの香りに誘われて店の奥へ進むと、季節や時間帯によって違った表情を見せる湖の幻想的な風景が広がります。
自家焙煎コーヒーやクロワッサン系の手づくりパンを提供するこちらのカフェは、イートインもテイクアウトも可能。ここでぜひとも注文したいのが「モーニングプレート」。デニッシュ食パンにサラダ、オムレツ……贅沢なワンプレートについつい気分も高まります。
2階のギャラリーには、個展などの期間限定イベントやさまざまなメーカーとのコラボ商品も登場。自分の心に耳を傾けてお気に入りの席で気ままに過ごす、そんな由布院の朝はいかが?
おこもり感が心地いい空間でゆるやかな時を
〈雑貨&喫茶 naYa〉
金鱗湖のほど近く、緑がいっぱいのロケーションに、木々に隠れるように佇むのが〈雑貨&喫茶 naYa〉。その名のとおり「納屋」からインスピレーションを受けていて、落ち着きがありつつも、好奇心をくすぐる雰囲気を醸し出しています。
「なにかのタルト」は、アーモンドクリームとカスタードクリーム、季節のフルーツがたっぷりとのったお店の人気メニュー。ドリンクは、自家製ジンジャーエールやこだわりのコーヒーといったラインアップ。「地元の人にも気軽に来てほしい」という店主・辻彩子さんの思いが詰まった手頃な価格設定もうれしい限りです。
窓の向こうの自然を眺めながらひと息。食後には、店内に並んでいる地元作家のアートや雑貨を見るのもオススメです。
アート鑑賞後に訪れたい、緑に囲まれたティールーム
〈山荘 無量塔 thé théo〉
“由布院御三家”のひとつに数えられる人気旅館〈山荘 無量塔(むらた)〉の敷地内にあるカフェ〈thé théo(テテオ)〉。音楽をテーマにしたミュージアム〈artegio(アルテジオ)〉に隣接していることもあって、店内にもさまざまなアートが散りばめられています。
心地よくて美しい、そんな感性が刺激されるスタイリッシュな空間では、ランチやスイーツ、ティータイム……と幅広い層が思い思いの時間を過ごしているのが印象的。
おすすめはオリジナルのチョコレートや焼き菓子などを盛り合わせた「テテオ・プレート」や、最高級のクーベルチュールを使用したホットチョコレートドリンク「ショコラ・ショー」など。アート鑑賞後の休憩に訪れたい、上質な空間のティールームです。
旬のフルーツが彩るスイーツでひと休み〈コミチカフェ〉
食べ歩きグルメやお土産にぴったりなお店が並ぶ「湯の坪街道」から一歩奥に入った小路沿いにあり、入り口を彩る四季折々の花と看板犬のチェリーちゃんがお出迎えしてくるカフェ。愛犬との同伴もOKなので、ペット連れにもうれしいお店です。
おすすめはイチゴやブルーベリーなど、時季に応じて内容が変わる「季節のパフェセット」。フワフワ食感と卵の風味、旬のフルーツを楽しめる「フレンチトーストセット」も人気です。どちらもドリンクつきなので、甘いスイーツと一杯一杯丁寧にドリップされたコーヒーをおともに、由布院散策の小休憩はいかがですか?
由緒ある宿のカフェでコーヒー&スイーツを
〈由布院 玉の湯 ティールーム・ニコル〉
山荘 無量塔と同様、“由布院御三家”のひとつに数えられる最高級旅館〈由布院 玉の湯〉。そのエッセンスを散りばめたカフェこそが〈ティールーム・ニコル〉です。山の自然を間近に感じられるアプローチを抜け、扉を開けると……店内にはテーブル席がわずか3つしかなく、まるで自分たちのためだけに用意されたかのような贅沢な空間が広がっています。
ここのコーヒーは、福岡・大宰府の名店〈蘭館〉が、このお店のためだけにブレンドして焙煎したもの。ふくよかでフルーティーなモカベースの味わいが特徴的です。名物の「アップルパイ」をはじめとするスイーツとぜひ味わってみてください。
由布院の旅をカフェ時間でさらに豊かに
美しい景色を楽しむもよし、おいしいスイーツに舌鼓を打つもよし、オーナーと仲良くなるもよし。一期一会の旅だからこその「出合い」があるはず。今回紹介した5軒以外にもたくさんのカフェがあるので、ランチや散策の合間にぜひお気に入りを探してみてくださいね。
*価格はすべて税込です。
credit edit:シティ情報おおいた編集部