連載|地元誌が教えてくれた、大分グルメの巡りかた
大分県のクラフトビール!
大分県のクラフトビール!
自家醸造のブルワリーから
品揃え豊富な店まで地元誌が教える7選 | Page 2
唯一無二の“自家製”ビールを味わう【昼飲み編】
くじゅうの恵みから生まれる地ビール
〈くじゅう高原地ビール村〉
広大な緑のパノラマが目の前に広がる久住(くじゅう)高原。阿蘇くじゅう国立公園内にあり、豊かな自然を五感で味わうことができます。
そんな恵まれた場所でつくられるのが〈くじゅう高原地ビール〉。ビールのもととなる天然伏流水は、山に降り注ぐ雨や雪が長い年月をかけて自然にろ過されたもの。雑味や不純物の少ない水は、麦(モルト)の旨みと香り、さらに麦芽に多く含まれるビタミンを最大限に引き出してくれるのだそうです。麦はドイツ産を使い、じっくり時間をかけて無ろ過・酵母入りの地ビールがつくられています。
フルーティーな味わいで、軽やかな飲み口の「ヴァイツェン」をはじめとする4種類のビールがあるので、併設するレストランでお気に入りを探してみてください。
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麦焼酎蔵のノウハウを生かした一杯
〈FUJII BREWERY〉
昭和4年創業の〈藤居醸造〉。〈泰明〉や〈特蒸 泰明〉といった麦焼酎で知られ、県内外にファンを抱えています。そんな焼酎蔵が2022年にクラフトビール園をオープン。「アフターコロナの起爆剤として、そして、地元にたくさんのお客さんが来てくれたら」という思いから、敷地内に工場を建設。約2年をかけて「ペールエール」「IPA」「ラガー」の3種類を完成させました。
ビアホールを併設しており、新鮮なビールを味わうことも可能。冷えたビールをスタッフがサーバーで注いで提供してくれます。窓の外に広がる田園風景を眺めながらグラスを傾け、地元産のハムをはじめとするこだわりのおつまみをつまむ……。まさに至福のひとときです。
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