大分県のクラフトビール!
自家醸造のブルワリーから
品揃え豊富な店まで地元誌が教える7選
年々人気が高まるクラフトビール。クラフトビールに特化したタップ、さらには自家醸造のブルワリーも、ここ数年で各地に増えてきています。ここ大分県でも、多くのお店で楽しめるようになりました。自家製クラフトビールを提供するお店、マイクロブルワリーから仕入れる希少なビールが味わえる店など、バラエティ豊か! 今回はそんな大分県で楽しめるクラフトビールのお店を7店ご紹介します。
唯一無二の“自家製”ビールを味わう【夜飲み編】
大分への思いを込めたアメリカンなブルワリー
〈MONKEY MOUNTAIN〉
アメリカ出身の醸造家ダレンさんが営む〈MONKEY MOUNTAIN〉。20歳の頃から本国でビールの自家醸造に没頭していた彼が、「自分のつくったビールで、大分のまちを活気づけたい」と始めた、わずか15坪ほどのマイクロブルワリーです。
麦芽やホップなど原材料へのこだわりはもちろん、自身で酵母の培養までするというから驚き! シトラスや花のような香りが特徴の「ペールエール」や、スモーキーな香りとしっかりとしたボディがクセになる「バーレイ ワイン」、キリッとした口当たりで苦味の効いた「ポーター」……。個性の際立つ味わいからは、ダレンさんの確かな技術と醸造にかける想いを感じとれます。
店頭で気軽に楽しむもよし、オンラインショップの飲み比べセット3700円~などもオススメです。
マイクロブルワリーに併設されたブリューパブ
〈Abe Bond Craft Beer Kitchen〉
大分市初のマイクロブルワリー〈Yell&Ale Brewery(エール&エール・ブルワリー)〉に併設されたタップルーム〈Abe Bond(エービーイー・ボンド)Craft Beer Kitchen〉。ここでしか味わえない、醸造したての新鮮なオリジナルのハウスビールや、全国各地の個性あふれるクラフトビールが随時入れ替わり、計10種類楽しめます。
グラスはサイズが5種類あるので、いろいろ飲み比べてみるのもおすすめです。店内はこぢんまりとしたカウンターメインの気軽に立ち寄れる雰囲気で、ひとりのお客さんもちらほら。ハウスビールはテイクアウトもできるほか、ラベルデザインがユニークなボトルビールもあるので、自宅用や手土産にも重宝しそうです。
泉都ならでは! 温泉のあとはクラフトビールで
〈別府ブルワリー〉
世界でも有数の湯量と泉質の種類を誇る温泉地・別府市に昨年末オープンした、醸造所とビアレストラン併設の〈別府ブルワリー〉。3種類からスタートして半年、現在では限定醸造も含め8種類ほどのできたてのクラフトビールが楽しめます。
軽いのど越しでスッキリ爽やかな〈湯あがりペールエール〉は、その名のとおり、ほてった体を冷ます一杯にピッタリ! レストランには、ビールに合わせたさまざまな料理も。「冠地どりのタタキ」や「大分とり天バーガー」など、県産素材や郷土料理を取り入れたメニューと相性抜群です。
もちろんクラフトビールの購入もできるので、お土産にもおすすめ。温泉地ならではの“湯上がり”をテーマにつくられたビールで、別府旅をもっと楽しみませんか?