大分県の酒蔵めぐり!
日本酒、焼酎の試飲や蔵見学、
飲食も楽しめる7つの蔵を紹介 | Page 3
大分の酒どころ・豊後大野市の蔵を訪ねて
豊後大野市では2024年3月16日(土)に日本酒蔵、焼酎蔵全4か所で試飲やおつまみが楽しめる「巡蔵(めぐるくら)」を開催。大分県きっての酒どころ、豊後大野の蔵を、今回は2か所ご紹介します。
名瀑の近くで生まれる、
完全手づくりの味〈浜嶋酒造〉
「東洋のナイアガラ」の呼び声高い「原尻の滝」そばにある〈浜嶋酒造〉。くじゅう連山の主峰・久住山系から流れる軟水を使って仕込まれる酒は、1889年(明治22年)創業以来、多くの人に親しまれています。
米づくりも自社で行い、代表銘柄〈鷹来屋〉をはじめとする酒には〈山田錦〉や〈吟のさと〉〈若水〉〈大分三井〉といった自家産米を原料としています。これらの酒は酒蔵で購入できるので、ぜひ手に取ってみてください。
また、2023年には「食を通じて“発酵”の魅力をより多くの人に知ってもらいたい」という思いから、蔵の向かいにレストラン〈Takakiya Garden SASARA〉をオープン。さまざまな発酵メニューが味わえるのでこちらにもぜひ。
伝統の麦焼酎と、
挑戦のクラフトビール〈藤居醸造〉
素材の旨み、香り、風味……麦の「あるがまま」を引き出す麦焼酎の蔵〈藤居醸造〉。フラッグシップ〈特蒸泰明〉をはじめ、キレがよくさっぱりとした飲み口で幅広い料理に合う〈泰明〉、原料から醸造まで地元にこだわった、オール大分県産の〈トヨノカゼ〉、大分県産の南高梅を特蒸泰明に漬け込んだ〈梅萬〉など、バラエティ豊かなラインアップ。
2022年からは新たにクラフトビールづくりにも着手。ペールエール、IPA、ラガーなどを生産しています。敷地内にビアホール〈FUJII BREWERY〉も併設しており、注ぎたてのビールのほか、地元のハムなどもおつまみとして味わえます。窓の外に広がる、のどかな田園風景を眺めながらの一杯は格別ですよ!
各地のさまざまな蔵の味を楽しんで
各蔵の伝統と手間ひま、そして魂がこもったお酒。その工程や味わいは千差万別です。ぜひお気に入りの一本を探してみてください。酒蔵を訪ねる際は、ハンドルキーパーに同行してもらうことをお忘れなく!
*価格はすべて税込です。
credit edit:シティ情報おおいた編集部