別府でランチを食べるなら?
和食、洋食、エスニックまで
地元おすすめの8店
大分県でも屈指の観光スポット・別府。国内外からたくさんの人が訪れています。そんな別府のまちには、地元の人から観光客まで、高い支持を得る人気店がたくさんあります。和食、洋食はもちろん、別府には〈立命館アジア太平洋大学(APU)〉に在籍する学生や卒業生など外国人も多いことから、アジア料理店なども多く存在。
今回は、「どこで食べよう?」と迷ったときに参考にしたい、ランチのおすすめ店をピックアップ! 地元情報誌『シティ情報おおいた』がご紹介します。
郷土料理や天丼などが味わえる“和”の人気店
秘伝のタレが肝! 別府の名物天丼を堪能
〈とよ常 本店〉
別府市の老舗旅館〈雄飛〉(2018年に惜しまれながらも閉館)内の食事処として、昼営業を始めてから約40年の〈とよ常〉。現在では市内中心部に2店舗を構えており、地元はもちろん国内外から訪れるお客さんで連日にぎわいを見せています。
屈指の人気店であるとよ常の看板メニューといえば、大ぶりのエビ天がそびえたつ「特上天丼」。食事処の創業当時から、天丼の評判は右肩上がり! 先代会長から受け継いだという秘伝のタレをまとった天ぷらは、サクッと心地良い食感と甘めの味つけが食欲をそそります。
天丼のほか、「刺身定食」(1500円)や各種御膳、「大とろにぎり(2個)」(1600円)「中とろにぎり(2個)」(1400円)などもオススメなので、ぜひ味わってみてください。
季節の移ろいと共に変わるランチを、とっておきの空間で
〈和・style shop&cafe 和蔵〉
別府市の中心市街地から少し離れた場所に佇む、木立に囲まれた静謐(せいひつ)なカフェ〈和蔵(わくら)〉。ゆったりとやさしい時間が流れる店内で提供されるのは、月ごとに替わる「季節のおそうざい」。
サクっと軽やかなトウモロコシのかき揚げ、甘酸っぱいアジの南蛮漬け、風味豊かなイワシの梅しそ巻き天ぷらなど……。旬の食材をひとつひとつ盛り合わせた献立が、四季の移ろいを映し出します。野菜たっぷり、体が喜ぶ滋味溢れるやさしい味わいは、ひと口頬張るだけで幸せな気分に。
店内では、自分へのご褒美やギフトにもぴったりな雑貨なども販売しているので、そちらもチェックを。四季折々の美しい景観を眺めながら非日常のひとときが過ごせる、隠れ家的な人気店です。
ふるさとの味と癒やしの空間にほっこり
〈別府甘味茶屋〉
国道沿いに位置しながら、敷地内に足を踏み入れると緑に囲まれた趣深い家屋が見えてきます。〈別府甘味茶屋〉は、自家製の手延べだんごと根菜類がたっぷりと入っただんご汁や、そのだんごにきな粉をまぶした素朴なおやつ「やせうま」、とり天など、郷土料理を中心に豊富なメニューがそろうとあって、県内外からリピーターが訪れるほどの人気ぶりです。
数量限定の「畑の茶屋弁当」は、季節ごとの食材を用いて、ひとつずつ丁寧に仕込みをする手づくり。天ぷらや豆腐田楽、小鉢、だし巻き卵、おむすび……。少しずつカゴに盛りつけられたごはんを味わいながら、木のぬくもりと和の雰囲気が随所に感じられる日本家屋で心落ち着くひとときを過ごしましょう。