観光スポット、私ならこう撮る！
押さえておきたい大分の名所BEST３
【#マイエディット大分】
大分県民に聞いた、お気に入りの大分BEST３を紹介する企画「#マイエディット大分」。第６弾は大分市出身のフリーカメラマン・kururuu.filmさんに、「知られざる大分県の観光地の穴場スポット」BEST３を教えてもらいました。
今も生まれ育った大分市で暮らしているkururuu.filmさん。大分県の魅力について尋ねると、「日田市や臼杵市、杵築市など、大分県には風情あるまち並みや城下町がたくさん残っていて、昔の空気感を大切にしているところ」と教えてくれました。
「時が移ろいでも、変わらない風景が大分県にはたくさんあって、探索がはかどります。写真を撮る人にはうってつけの場所だと思いますよ」（kururuu.filmさん）
今回ご紹介するスポットは別府や由布院など、観光地として発展したものの、その中でも穴場的スポット。ゆったり回れるので、次のお出かけの参考にもどうぞ。
※みなさんもぜひ #マイエディット大分 をつけて、Instagramに素敵な大分の写真を投稿してください！
知られざる大分県の観光地の穴場スポット
第３位「アルテジオ」
まずkururuu.filmさんが選んだのは、大分県由布市にあるミュージアム「アルテジオ」。JR由布院駅から車で約10分、メインストリートから少し離れた場所にあるアルテジオは、チョコレートショップやカフェが併設されている複合施設のひとつです。
「モダンな建築と自然が調和した、洗練された空間で、どこを切り取っても絵になります」と、kururuu.filmさん。
「特にこの白い渡り廊下は、高い天井まで続く大きな窓から光がたっぷり差し込んで、とてもきれいな写真が撮れます。ミュージアムに入らなくても満足度が高い。併設されたカフェ〈テテオ〉では、由布院で大人気のPロールを使ったパフェが食べられるのもおすすめポイントです。カフェ利用なら平日の早朝がおすすめ」（kururuu.filmさん）
日々賑わいを見せている大分屈指の人気スポット・由布院でも、ここならゆっくりとした時間を過ごせそうです。
知られざる大分県の観光地の穴場スポット
第２位「志高湖」
第２位に選んだのは、大分県別府市の鶴見岳南東側山腹にある湖「志高湖（しだかこ）」。キャンプやバーベキュー、釣り、スワンボートなどのアクティビティを楽しめます。
春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は雪化粧した山々など、四季折々の表情を眺めることができるオアシススポット。なかでもkururuu.filmさんのおすすめは、生き生きとした緑が美しい初夏のシーズン。
「スワンボート乗り場を目指して鬱蒼とした道を抜けると、その先には陽の光を浴びてキラキラと光る志高湖が広がっていて、とてもきれいでした。心が疲れた時に行きたくなる癒やしのスポットです」（kururuu.filmさん）
知られざる大分県の観光地の穴場スポット
第１位「保戸島」
栄えある第１位は、大分県津久見市の四浦（ようら）半島の沖合に位置する「保戸島（ほとじま）」。周囲４キロメートル、人口約800人の小さな島で、kururuu.filmさんの暮らす大分市からでも車で約１時間、高速船に乗り継いで25分で行ける身近な島なのだそう。
「建物が縦に連なってひしめき合う景色は、大分市内では絶対に見られません。昔はマグロ漁が盛んだったそうなのですが、島が狭くて斜面が多いことから、横に家を開拓できなくて、結果的に縦に積んだ家が多くなり、このような景観になったと地元の方から伺いました。気さくな人が多くて、島に上陸してからいろんな人に話しかけられてほっこりしました」（kururuu.filmさん）
島が狭い分、思わず散策したくなるような細い路地が張り巡らされている保戸島。ここなら穏やかな時間が過ごせそう。まさに穴場スポットです。
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credit text：藤田佳奈美 photo：kururuu.film