大分県で買って帰りたいおいしい手土産!
地元誌が教える12選
大分に遊びに来たら、買って帰りたい「手土産」。目にも華やかな映えるお菓子や、食事の際に活躍しそうな調味料、昔ながらの老舗の和菓子など、バラエティ豊かな手土産があります。JR大分駅構内にある〈豊後にわさき市場〉や、大分駅から徒歩約6分の場所にある百貨店〈トキハ本店〉で購入できるおみやげもたくさんありますので、ぜひ行ってみてくださいね。
2024年12月13日情報更新
この記事の目次
喜ばれる“映える”手土産
まるでみかん!? ひと房ずつ分かれたみかん最中
〈たまや菓子舗 下原店〉
国東(くにさき)半島の銘菓をつくるため、昭和40年代に地元のお菓子屋さんが集まって開発したという〈こまちみかん〉。国東半島の名産である〈国東みかん〉をイメージしてつくられた最中のお菓子で、かわいらしいデザインの箱を開け、オレンジの包み紙を開くと、8房に分かれたみかんの粒が登場します。中には、オレンジマーマレードを練り込んだ自家製餡がたっぷり。
房になったかわいらしいこまちみかんは、見た目はもちろん、程よいみかんの酸味と甘さがちょうどよく、手土産に喜ばれること間違いなし! 現在は、〈たまや菓子舗 下原店〉や〈アキ食品 たまや菓子舗〉、大分空港内の売店〈空の駅 旅人〉で販売しているそうなので、県内外の大切な人に渡してみませんか?
※その他の取り扱い店舗:アキ食品 たまや菓子舗(国東市)、空の駅旅人(国東市)ほか
もらってうれしい、心ときめくパッケージ
〈大分いっち/大分あっち〉
大分市にあるいちご農園〈オードファーム〉が、「いちご本来の味が楽しめるお菓子をつくりたい」と、誕生したクッキーサンド。〈大分いっち〉は、自らの農園で育てた〈さがほのか〉を無着色・無香料のグラッセに仕上げ、パティシエこだわりの手づくりクッキーと滑らかなホワイトチョコレートを使ったクリームでサンド。アーモンド生地にいちごグラッセをサンドした〈大分あっち〉も人気です。
口の中でふわっと広がるクッキーの心地いい甘みといちごの爽やかな酸味に気分も華やぎます。パステルカラーの乙女心くすぐるパッケージは、別府市在住のイラストレーター・網中いづるさんによるもの。パケ買い必至の大人女子におすすめな手土産です。
ひとつひとつ丁寧に詰め込んだピクルスを
〈草庵秋桜 四季工房〉
見ているだけでも胸が躍るのは、瓶からのぞく素材の断面やカラフルな色味のピクルス専門店。由布院を中心とする大分県産の素材を使うなど、こだわりを詰め込んだ瓶たちは、常時30種類が店内の棚に並びます。着色料などの添加物は使用していないため、ピクルスの美しい色味は自然と生まれたものなのです。
季節に合わせた旬の野菜ピクルスや、フルーツを使ったものなど、ピクルス酢と出合うことにより味わい深さがアップします。果汁が溶け出した余り液は、炭酸やミルク割りで楽しむビネガードリンクの原液としてもおいしく活用できます。日々の食卓をカラフルに彩る大分生まれのピクルスを、家族や大切な人へ届けてみませんか。
上品な甘さとビジュアルが魅力。
音楽愛に溢れた羊羹〈湯布院 ジャズとようかん〉
20年以上にわたり音楽に携わる仕事をしてきた店主が「音楽に関心を抱くきっかけになれば」との思いで考案したのが〈ジャズ羊羹〉。ピアノをかたどった愛らしいルックスと滑らかな舌触りが特徴で、甘さも控えめです。国産の小豆と沖縄県産の黒糖を使った羊羹の中に、ワインにひと晩漬けこんだドライイチジクがたっぷり入った「classic」は一番の人気商品です。
ほかにも福岡県八女産の抹茶を合わせた餡の中に、大納言小豆をたっぷりと練り込んだ「八女抹茶」や、チョコレート餡に3種のドライフルーツを混ぜ合わせた冬季限定商品「chocolat」などバラエティも豊富。また、オンラインストアなど、全国発送も行っているので利用してみてください。
和洋折衷の愛らしい水まんじゅう
〈中津菓子 かねい〉
2024年に開店20周年を迎えた〈中津菓子 かねい〉。おはぎやまんじゅうなどの和菓子をベースに多種多様なラインアップが並びます。
なかでもひときわ目を引く〈レアチーズの水まんじゅう〉は、創業時から販売するロングセラー商品で、テレビや雑誌でも取り上げられるほど。2層の水まんじゅうから透けて見えるレアチーズケーキは、オーストラリア産クリームチーズを使用。愛らしい見た目や、食感、味わいを引き出すために、職人がひとつひとつ手づくりしています。
ほのかな果実の香りと、和洋が織りなす異なる食感は、意外な組み合わせながらも口の中で絶妙にマッチするから不思議。ブドウは一年を通して味わえますが、レモンやイチゴなど季節に応じたフレーバーも用意しています。