![〈合同会社漁村女性グループめばる〉の瓶詰めごまだし](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/09091335/series-local-gourmet-005-paged2-1080x540.jpg)
大分県で買って帰りたいおいしい手土産!
地元誌が教える8選 | Page 2
食卓を彩る調味料系も注目!
地元の母たちでつないできたふるさとの味〈吉野鶏めし〉
![〈吉野鶏めし〉と〈吉野鶏めしの素〉](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/09091344/series-local-gourmet-005-photo6.jpg)
大ぶりで素朴な見た目のおにぎりは、鶏とゴボウしか入れないのが“吉野流”。昔から人が集まったときのおもてなし料理として、この土地の人たちに長く受け継がれてきた味です。
九州産の鶏とゴボウを専用の醤油と砂糖、酒で甘辛く炒め、炊きあがったご飯と合わせる混ぜご飯スタイル。お米も県産のヒノヒカリにこだわって、鶏の旨みに負けないしっかりとした食べ応え。そんな〈吉野鶏めし〉の握りたてを食べたいなら〈吉野鶏めし保存会〉に併設している売店での購入がおすすめ。
![〈吉野鶏めし保存会〉に併設している売店の外観](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/09091345/series-local-gourmet-005-photo7.jpg)
ほかにも個包装で冷凍されたものや、炊きたてご飯に混ぜるだけの〈吉野鶏めしの素〉などさまざな商品が揃います。冷めてからもより味がなじんでおいしく食べられるのもうれしいポイントです。
思わず笑みがこぼれる、ふくよかな甘み〈フジヨシ醤油〉
![〈カトレア醤油〉で刺身を食べる様子](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/09091346/series-local-gourmet-005-photo8.jpg)
お刺し身に冷ややっこ、煮物、卵かけご飯、焼き魚、丼まで、幅広く活躍する〈カトレア醤油〉。とはいうもののスーパーなどでこの商品を見ることはまずありません。問屋に卸さず、自社販売を基本とする昔ながらの蔵元のため、大分県外ではあまりなじみのない存在でしょう。
かつおの旨みを生かしただし入りしょう油で、甘みと旨さが絶妙な加減です。大分の家庭ではもちろん、多くの飲食店でも使われています。
![〈カトレア醤油〉の一升瓶](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/09091348/series-local-gourmet-005-photo9.jpg)
完成したのは1987年(昭和62年)。品質にふさわしい名前をと考えあぐねていたとき、初代社長の遺品の中にあった、カトレアとともに満面の笑みで写った写真が目に留まったのだそう。即座に〈カトレア醤油〉と名前を決め、人気を得ました。県外からもオンラインショップで購入可能なので、その味を試してみてはいかがでしょうか。
佐伯から全国へ。白身魚からつくる万能調味料
〈株式会社漁村女性グループめばる〉
![瓶詰めされたこまだし4種](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/09091349/series-local-gourmet-005-photo10.jpg)
もともと、佐伯市の漁村の郷土料理だった「ごまだし」。焼いた魚を、ゴマ、砂糖、みりんとともにすり合わせ、醤油を足して仕上げた“万能だし”です。
13年ほど前、〈合同会社漁村女性グループめばる〉の代表・桑原政子さんが“外”へ売り出したところ、徐々に評判となり、知られていくところとなりました。和食はもちろんピザやグラタン、アヒージョまで、どんな料理も引き立ててくれるのだそう。
![ごまだしうどん](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2022/10/09091350/series-local-gourmet-005-photo11.jpg)
お湯を注ぐだけの「ごまだしうどん」や漬けダレとして、また冷や汁や焼きおにぎりなど、使い方は多彩。自由にアレンジして楽しんでみましょう。
※取り扱い店舗:トキハ各店舗、別府湾サービスエリアほか