大分県のご当地グルメ「とり天」!
大分市や別府市の名店から
穴場のおすすめ店まで | Page 2
大分市は「地元住民おなじみの味」が多数!
ボリュームたっぷり元祖とり天を食べるならここへ!
〈キッチン丸山〉
とり天の起源は諸説ありますが、大分市のとり天の草分け的存在である〈キッチン丸山〉は、昭和30年代に店主の丸山尚美さんが兄弟子たちと一緒に“新しい鶏料理をつくろう!”と奮起。骨なしの鶏モモ肉をひと口大にして揚げ、ポン酢にからしを溶いて食べる、いまの姿を確立しました。
衣をつけた鶏肉は、ジューシーかつあっさりしていて、洋食屋ならではの平皿に盛られたご飯が進みます。肉を寝かせる時間やタレの酢加減は季節によって微調整し、フライヤーは使わずに、ふたつの平鍋で火加減を調節しながら次々と揚げていく熟練の味。お昼時には、ビジネスマンや観光客で行列ができるほど、老若男女に愛される洋食店です。
50年以上愛される、みんなの母の味
〈美味なかよし〉
1971年の創業当時から厨房で腕を振るう店主・仲恵美子さんは、みんなのお母さん的存在。メニューは「鳥天定食」に「日替り定食」、とり天と日替わりのメイン両方が楽しめる「なかよしセット」の3種類があり、客のほとんどが注文するのがとり天です。
注文を受けてから人数分の衣を溶き、揚げる直前にモモ肉にまとわせ油切れをよくするのがポイント。ピリリと辛い自家製ダレをつけるので、下味は控えめに。外はカリっと中はふわっとジューシーなとり天を求めて、地元のみならず観光客も列をなします。
ひと口大のとり天がゴロゴロと11個ほど盛られているので食べ応えも十分! 「おいしかった」「ごちそうさま」の声が溢れる、温かい母の味を食べに行きませんか。
地元住民も観光客も“トリ”コにする、
郷土料理と出合える店〈郷土料理 こつこつ庵〉
ビジネスマンから学生、観光客まで、多くの人が温かな郷土の味を求めて足を運ぶ〈こつこつ庵〉。昭和46年(1971年)の創業時から大分の郷土料理を提供。手延べのだんご汁や関あじ・関さば、新鮮な近海の魚のお造りなど、仕入れから仕込みまで一切手抜きをしない料理が並びます。
先代の味を2代目が守り、いまなお愛され続けているこつこつ庵のとり天は、鮮度が高く、旨みのあるモモ肉を使用。練りからしを溶かした特製酢醤油で味わいます。ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったり。九州の焼酎や地酒、地ワインなども多く取り揃えているので、ぜひ一緒に味わってみて。