
大分県のご当地グルメ「とり天」!
大分市や別府市の名店から
穴場のおすすめ店まで | Page 3
まだある! 地元で人気の穴場のとり天
ソフトな食感を求めて“ピットイン”
〈ドライブイン 民宿 ピットイン〉

あと数分で熊本県へ入るという県境の竹田市に、約半世紀にわたり夫婦で営む食堂〈ピットイン〉はあります。その立地から、トラックドライバーやライダーたちの御用達。ほかにも地元の人やお出かけ好きの母娘など、さまざまな客層の人たちが足を運びます。
名物は「ちゃんぽん」、そして「とり天定食」。箸で持っただけでわかるほどの超ソフトな食感に驚く、ファンの多い一品です。新鮮な肉を使うだけでなく、肉の繊維の方向を考えて切ることで、柔らかさが生まれるのだそう。

朝7時から営業しているので、周辺の宿からチェックアウトしてちょっと早い時間帯に訪れることができるのもうれしいポイント。田舎のおじいちゃんおばあちゃんの家のような、どこかホッとする雰囲気の店内で、存分に味わってください。
“天つゆ”で味わうしっかり食感のとり天
〈ドライブインはねやま〉

連日お昼時になると、地元の人たちや観光客など、多くの人で賑わう〈ドライブインはねやま〉。定食をはじめさまざまなメニューがありますが、なかでも“はねやま御三家メニュー”ともいえるのが「チャンポン」、「ホルモン定食」、そしてこの「とり天定食」です。
ボリュームが魅力で、衣は天ぷらとから揚げの中間のようなシッカリ&サックリ食感。これをポン酢や酢醤油ではなく、天つゆで食べるのがはねやま流です。白ご飯との相性は抜群で、天つゆにダイブしたとり天をパクッ……ご飯が進みます。

およそ50年前から元気に営業する、地元の人たちの「愛され食堂」へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
選べるタレが特徴的な名物とり天
〈味のより道 こごろう俱楽部〉

気さくなご夫婦が営む、臼杵市の〈味のより道 こごろう俱楽部〉。名物の「とり天」は、先代が修業先である別府〈東洋軒〉で学んだ味を、2代目店主の草刈稔さんが“こごろう流”にアレンジ。独自のしょう油ベースのタレに漬け込んで揚げており、かぼすを使ってさっぱりと仕上げたオリジナルのタレと、特製ネギ塩タレの2種類でいただきます。
ご飯を食べる手が止まらなくなってしまっても、ご飯のおかわり自由なのがうれしいポイント。

店内は、ダイナミックな吹き抜けと木のあたたかみが過ごしやすい雰囲気をつくり出していて、思わず長居をしたくなります。コース料理やテイクアウトなども充実しているので、気軽に足を運んでみてください。
あなたの「フェイバリットとり天」はどれ?
衣の柔らかさや下味の味つけ、酢醤油、ポン酢、天つゆ……何につけて食べるかなど、お店によって千差万別。「ここのとり天がおいしい」「自分はここが一番!」というように、大分の人たちは「フェイバリットとり天」がある人も多いのです。ぜひ食べ比べをしてみて、お気に入りのとり天を探してみてくださいね。
*価格はすべて税込です。
credit edit:シティ情報おおいた編集部