連載|地元誌が教えてくれた、大分グルメの巡りかた

大分県で人気のカレー店!
別府の個性派カレーなど
地元誌おすすめの7選 | Page 3

Posted 2023.08.18
Instagram X Facebook

そのひと皿を求めて、わざわざ行きたいお店

インドの風吹く山小屋で本格カレーを
〈峠のカレー屋 ぽから〉

サラダ、チャパティー、ターメリックライスなどが付いた「ぽからカレーセット」
「ぽからカレーセット」1300円。写真はトマトカレー。

バックパッカーとして東南アジアを旅するなかで出合った味を再現したいと、木のぬくもり溢れる山小屋風のカレー店をオープンさせた水上さん。30年以上、県内外問わずファンを増やし続けています。

各地から訪れる客をトリコにしているのは、ヨーグルトをたっぷり使った本格インドカレー。滑らかな舌触りのルーには、飴色になるまで炒めた玉ねぎや香辛料がたっぷり。「ぽからカレーセット」は、チキンやエッグ、トマトなど7種類から選べるカレーに、サラダ、チャパティー(薄焼きのパン)、ターメリックライスなどが付いた定番メニュー。シャリっと食感の残る自家製ラッシーも外せません。

〈ぽから〉外観
ログハウス調の店舗は、異国情緒溢れる空間。県道沿いの看板を見逃さないようご注意を。

店内では東南アジアの雑貨も販売。ちょっとしたプチトリップ気分が楽しめますよ!

Information
峠のカレー屋 ぽから
address:大分県宇佐市正覚寺1199-1
tel:0978-33-2872
access:安心院ICから車で約10分
営業時間:12:00~17:00(16:30L.O.)
定休日:火・水曜

地元の人たちの“思い出の味”
〈レストラン喫茶 いさりび〉

〈レストラン喫茶 いさりび〉のカツカレー
「カツカレー」950円。トンカツを覆い尽くすほどたっぷりのルー。

1979年創業の〈レストラン喫茶 いさりび〉。地元の人たちが足繁く通うほか、佐伯市を訪れる人たちにも人気です。

お客さんの大半が注文するのは、大皿で運ばれてくる人気の「カツカレー」。スパイスと甘みが混ざり合ったルーは、一度冷蔵庫に寝かせることでより味の深みが引き出た、マイルドでどこか懐かしい味わいです。厚みのある豚ロースは、合間の時間を使って肉の仕込みを行うなど、準備に余念がありません。下準備の段階で肉をしっかり叩くことで、柔らかいカツに仕上がります。

〈レストラン喫茶 いさりび〉の店内
店主の井野龍二さんと母・千里さんが二人三脚でお店を切り盛り。

昔、親に連れられてきて今度は自分の子どもを連れてくるお客さんや、高校生のときに訪れ、社会人になってからも帰省のたびに訪れるお客さん、わざわざ他県から2度3度と訪れるお客さんなど、多くの人たちの“思い出の味”になっているのです。

Information
レストラン喫茶 いさりび
address:大分県佐伯市城下東町2-37
tel:0972-23-8737
access:佐伯駅から車で約5分
営業時間:10:00~21:00L.O.
定休日:日曜
Instagram:@kissa.isaribi

地元で愛される数々のカレーを楽しんで!

スパイスの種類や数、独自の調理法、代々にわたって守られてきた味など、お店ごとにこだわりが詰まっています。地元の人たちもこよなく愛する大分のカレーを、見た目で、香りで、味わいで存分に楽しんでくださいね。

*価格はすべて税込です。

credit edit:シティ情報おおいた編集部

この記事をPost&Share
X Facebook