
連載|地元誌が教えてくれた、大分グルメの巡りかた
大分県の古民家カフェ7選!
大分県の古民家カフェ7選!
レトロなまち並みの戸次から
おしゃれリノベカフェまで | Page 2
技ありリノベが光る「元○○」のカフェ
湯のまちに違和感なく溶け込む、元医院のカフェ
〈ここちカフェ むすびの〉

泉都・別府の代名詞ともいえる、鉄輪(かんなわ)温泉の湯けむりがたなびく風景。そんな風情たっぷりの場所にあるのが〈ここちカフェ むすびの〉です。1908(明治41)年に医院として建てられた建物が、約100年の時を経て、2011(平成23)年にカフェに生まれ変わりました。外観からも店内からも、往時の面影を感じ取ることができます。

そんな空間で味わえるのは、低温スチーム調理法や50℃のお湯洗いなど、下ごしらえにひと手間もふた手間もかけた料理。ランチは肉や魚、野菜といった素材本来のおいしさが味わえます。手づくりの素朴なおやつ、ドリンクなども揃うので、ゆっくりと過ごしてみましょう。朝ごはんは予約が確実です。
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地元で愛された銭湯がカフェ&ギャラリーに再生
〈アートスペースカフェ大蔵清水湯〉

1957(昭和32)年から20年以上、竹田の城下町で銭湯として使われていた建物がカフェ&ギャラリーとしてリニューアル。オーナーを含め地元住民の希望から、タイルや蛇口、窓や浴槽など、店内のいたるところに銭湯の面影が残ったレトロな雰囲気を楽しめます。

120年以上前の配膳用のもろぶたで提供される無添加ランチは、メインが肉と魚から選べ、煮物や和え物など地元の新鮮な野菜をたっぷり使った約10品の小鉢が並びます。どの料理もやさしい味つけでどこか懐かしい気持ちに。

また、2階にはライブなどイベントにも活用されているギャラリーがあり、オーナーが趣味で集めた調度品も並びます。食後にゆっくりと鑑賞するのもオススメです。
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