〈陶 cafe しきろ庵〉の外観
連載|地元誌が教えてくれた、大分グルメの巡りかた

大分県の古民家カフェ7選!
レトロなまち並みの戸次から
おしゃれリノベカフェまで | Page 3

Posted 2024.03.15
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夏に訪れたい! 名物かき氷が味わえる店

土蔵カフェでいただく
手づくりシロップのかき氷〈Cafe 凡と凛〉

〈Cafe 凡と凛〉の店内
明治初期に建てられたという土蔵は、やさしい色合いの白壁や高い天井が印象的。

臼杵市にある国登録有形文化財〈稲葉家下屋敷〉の敷地内にある土蔵を改装した〈Cafe凡と凛(ぼんとりん)〉。関東でイタリアンのパティシエとして腕を磨いた店主・佐藤尚子さんが手がけるスイーツを楽しめる城下町の人気店です。

〈Cafe 凡と凛〉のかき氷2種類
手前から「ベリーベリー」、「レモンジンジャー」各880円。

特に夏場にオススメなのが、天然水の氷を削り、地元で採れた果実でつくる、手づくりシロップが自慢のかき氷。練乳とイチゴのコンフィチュール、フレッシュなブルーベリーが爽やかさを演出してくれる「ベリーベリー」や、輪切りレモンをトッピングした「レモンジンジャー」などを提供しています。かき氷にジェラートを追加して「白くま」風に楽しめるのも魅力。

築150年以上の土蔵が醸し出す趣を感じながら、ふわっと溶けていくかき氷の幸せな甘さを堪能しましょう。

Information
Cafe凡と凛
address:大分県臼杵市臼杵6-6 臼杵藩主稲葉家下屋敷
tel:090-6924-7358
access:JR臼杵駅から徒歩約15分
営業時間:9:30~16:30
定休日:木曜
Instagram:@bon_to_rin

DIY空間で味わう、器まで愛でたいかき氷
〈陶 cafe しきろ庵〉

〈陶 cafe しきろ庵〉の外観
緑いっぱいの場所に、カフェ兼工房兼自宅として空き家をリノベーション。

のどかな中津市耶馬溪(やばけい)の風景に惚れたという末安さん一家が移住して開いた〈陶 cafe しきろ庵〉。陶芸家でもある心太さんは作陶に向く場所を探しており、奥さんの真由美さんもまた、子育ての環境について考えていた時期だったそう。自分たちの手で改修したという築90年ほどの古民家はどこかホッとする、無国籍な雰囲気。周囲の自然ともうまく調和しています。

〈陶 cafe しきろ庵〉の「塩ミルク金時」
「塩ミルク金時」1000円(練乳付き)。対馬産の藻塩が味を引き締める。

名物はシロップから手づくりする夏限定のかき氷。20種類以上と豊富なメニューが魅力で、「塩ミルク金時」や「甘酒ブルーベリーミルク」など、趣向を凝らしたものばかり。器はもちろん心太さんの手によるもの。山深く、夏でも適度に過ごしやすい耶馬溪で味わうかき氷は格別ですよ。

Information
陶 cafe しきろ庵
address:大分県中津市耶馬溪町金吉862
tel:090-7927-3161
access:耶馬溪山移ICから車で約5分
営業時間:12:00~17:00(16:30L.O.)
定休日:火・金曜 ※冬季(12~2月)は火~金曜(営業は土・日・月曜)
Instagram:@shikiroan

レトロな雰囲気でゆったりくつろいで

いかがでしたか? これら以外にも、県内各地に古民家やレトロ建築を活用したお店はたくさんあります。外観や店内なども雰囲気たっぷりで、きっと写真を撮りたくなるはず。また、味わえる料理やスイーツ、ドリンクなどもこだわり満点。ぜひ足を運んでみてくださいね。

*価格はすべて税込です。

credit edit:シティ情報おおいた編集部

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