旅行者が感動した
大分県の観光スポットBEST３
【#マイエディット大分】
大分県民や大分県マニアに聞いた、お気に入りの大分県BEST３を紹介する企画「#マイエディット大分」。第８弾は国内外で精力的にひとり旅をする旅慣れたtlovel_miniさんに、「旅好きが感動した大分県の観光スポット」BEST３を教えてもらいました。
tlovel_miniさんが旅に出かける動機のひとつとしてあるのが「廃墟好き」。「ダイナミックな自然の中に残された無機質な建造物に強いロマンを感じています」と話します。
「廃墟は人の手で丁寧に管理されすぎてしまうと、廃墟の持つ独特な存在感が薄れる気がします。一方で、あまりにもほったらかしだと危険で立ち入れなくなる。
〈旧豊後森機関庫〉は窓ガラスが抜け落ちた部分と残っている部分があるなど、ありのままの状態を適度に保ちつつ、きれいに管理されていてとてもよかったです」（tlovel_miniさん）
大分県に旅行するまでは、大分県に対して「温泉地のイメージしかなかった」と話すtlovel_miniさん。
「実際に旅行で巡ると、ダイナミックな自然と産業遺産を含めた建築、現代アートが楽しめる、欲張りさんにぴったりなところ」と良い意味で裏切られたようです。
今回は、そんなtlovel_miniさんによる、旅行者視点ならではの大分の魅力を教えてもらいました。次のお出かけの参考にもどうぞ。
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旅行者が感動した大分県の観光スポット
第３位「鉄輪むし湯」
まずtlovel_miniさんが選んだのは、別府市・鉄輪温泉エリアにある蒸し風呂「鉄輪むし湯」。
「周辺が温泉の湯けむりでもくもくしていて雰囲気が出ていました。歴史ある佇まいに惹かれて入ったのですが、なかは天井が高くインテリアに凝っていて、すてきな空間が広がっていました」（tlovel_miniさん）
「洞窟のような場所に敷き詰められた石菖の上に、浴衣を着て横になるのもユニークですよね。裸じゃないから外国人の方も楽しめそう。知られて混んだりしたら困っちゃうけど（笑）」と大絶賛。
代謝が落ちてなかなか汗をかけない人にも、水風呂が苦手な人にもおすすめしたいそう。
「私は滅多に汗をかかないのですが、ここでは気持ちよく汗をかきました。また、一般的なサウナだと出た後に水風呂に入りますが、ここはあつあつの温泉に入れるのが嬉しいですね。最後まで汗を出し切って爽快感を得られました」（tlovel_miniさん）
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旅行者が感動した大分県の観光スポット
第２位「やまなみハイウェイ」
第２位に選んだのは、別府市から熊本県阿蘇市を結ぶ県道11号「やまなみハイウェイ」。日本百名道に選ばれた全国有数の絶景ドライブルートです。
「見渡す限り緑で気持ちよくて、最高のドライブを楽しめました。特に由布岳の登山口は景色がひらけていて、とてもきれいで。由布岳って、これぞTHE 山というフォルムじゃないですか。雄大で良いですよね」と話すtlovel_miniさんは、季節を変えてまた訪れる予定だそうです。
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旅行者が感動した大分県の観光スポット
第１位「沈堕発電所跡」
栄えある第１位は、豊後大野市の沈堕の滝（ちんだのたき）のすぐ横に位置する「沈堕発電所跡」。
石造りの水力発電所で、1923年（大正12年）まで稼働していました。
「大分で一番行きたかった場所といっても過言ではないくらい、廃墟好きとしては見逃せなかった場所です」と興奮を隠せないtlovel_miniさん。
「退廃している建築と、生き生きしてる緑のコントラストに惹かれました。滝も水量が多くて迫力満点でした。アクセスも楽ですし、歩きやすい道だから気軽に見に行けるのも嬉しいポイントです」（tlovel_miniさん）
tlovel_miniさんのInstagram｜@tlovel_mini
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credit text：藤田佳奈美 photo：tlovel_mini