中島知子がおすすめする、
食べて飲んで浴びて(入って?)買って!
1泊2日別府満喫ツアー | Page 2
2日目は別府らしいおみやげを買いまくる!
Spot10 明治時代から続く
ジモ泉=地元の温泉〈不老泉〉でいい湯だなぁ〜

明治時代から愛される共同浴場で、市営温泉のなかでは最も広いサイズを誇ります。2025年にシャワーの増設工事が行われてより使いやすくなりました。駅から徒歩5分という立地の良さもあり、地元の人々の憩いの場となっています。
「移住直後はほぼ毎日通っていました。レギュラーの仕事が増えてからはなかなか行けなくなりましたが。別府ならではのローカル共同温泉はぜひ体験してほしいです。あつ湯(約44℃)とぬる湯(約41℃)のふたつがあるけど、どちらも熱い(笑)。ここのタオル好きです」
徒歩約6分
Spot11 別府駅前の〈明石文昭堂〉で
地域愛あふれる文具を購入

1927(昭和2)年創業の老舗文房具店。別府駅前というアクセスの良さで、何よりここにしかないオリジナル文具が揃うのが魅力です。別府をイメージしたインクや万年筆、地元大学とのコラボ商品、竹細工職人による限定品など、文具好きにはたまらないラインナップ。
「文房具の知識が豊富なスタッフさんが使い勝手のいい文房具を提案してくれて、相談しながら選べます。最近買ったパカっと開く筆箱も、使いやすくてとても気に入ってます。ついつい立ち寄りたくなるお店です」
徒歩約10分
Spot12 〈別府タオル〉で全国にファンがいる
レトロな絵柄の温泉タオルを購入

1953(昭和28)年創業のタオル専門店へ。昭和30、40年代頃のノスタルジックな絵柄の温泉タオルは、全国にコレクターがいるほど人気。50年以上前に描かれたタオルの原画を見たテレビのディレクターから「レトロなのがいい」と評価されたのを機に復刻させたそう。サウナハットやエコバッグなどの新商品も注目です。
「友人やお世話になっている方へのプレゼントに重宝しています。普段使いに最適なタオル・手ぬぐいのほか、熱を加えると着物のイラストだけが消えるふしぎな『お色気タオル』なんてものまで(笑)」

徒歩約4分
Spot13 〈フジヨシ醤油〉で甘みが効いた
〈カトレア醤油〉を購入

地元で愛される1948(昭和23)年創業の醤油蔵。看板商品は、九州ならではの甘みとかつおの旨みが効いた〈カトレア醤油〉。刺身はもちろんさまざまな料理に合う万能調味料です。自社販売を中心とした昔ながらの蔵元のため、大分県外ではなかなか手に入りません。ぜひ工場兼店舗に足を運んで手に入れてみましょう(※百貨店・オンラインショップ・一部量販店でも購入できます)。

「もちろんカトレア醤油も好きですが、特にロングセラーの〈カボス醤油〉がお気に入り。私は自宅の食卓用と移動用の小瓶、2本を常備しています。カトレアとカボスの2本セットが別府駅に売っているので、他県の友人にお土産を買って行くこともあります」
徒歩約20分
Spot14 〈稲荷餅屋 荒巻商店〉で
別府名物・石垣餅をほおばる

1916(大正5)年創業の老舗和菓子店。毎朝4時頃から、4代目店主が家族とともに手づくりする餅菓子は、地元で長年親しまれています。
「ぜひ大分名物の石垣餅を食べてみて。 私はつくりたてをここで食べてあまりのおいしさにびっくりしました。朝イチで訪れるファンもいて、午前中になくなることも」
石垣餅はさつまいも入りの素朴な蒸し菓子で、表面に角切りのさつまいもがゴロゴロと浮き出た見た目が特徴です。ほかにもおはぎ、三色団子、赤飯おにぎり、くずアイスキャンディ、どら焼きなど30種類近くがラインナップ。

徒歩約10分
Spot15 陶芸家が営む〈うみとじかん〉で
お気に入りの器を見つけて

陶芸家・坂本和歌子さんが営む、器と焼き菓子のショップ兼工房。自作の器や陶器アクセサリーとともに、大分産の果実、野菜を使った焼き菓子や、ケーキが並びます。菓子の香りに包まれながら、ゆっくりと器を選ぶ時間は格別。
「器を眺めているだけで楽しい。デザインがシンプルで、長く愛用できそうな器が多くてついつい買ってしまいます」
徒歩約15分
Spot16 豊後牛ステーキの名店
〈そむり〉で贅沢ランチ

ランチは、1989(平成元)年創業の豊後牛ステーキ専門店へ。肉質等級4等級以上の豊後牛のみを使用。鉄板でじっくり焼き上げた分厚いサーロインやヒレを、肉の旨みを逃さない最高のタイミングでサーブしてくれるこだわりが光ります。
「ステーキがとにかくおいしい。ちょっといいランチを楽しみたいときに選ぶお店です。夜は価格が高めですが、ランチなら比較的リーズナブルにおさまります」
徒歩約12分
Spot17 大分しいたけ屋〈やまよし〉で
量り売り乾しいたけを

大分県産の乾しいたけを栽培から加工まで手がける、1966(昭和41)年創業の乾しいたけ専門店。香信(こうしん)しいたけやどんこなど、さまざまなブランドの乾しいたけを量り売りで購入して、おみやげにもできます。

「『しいたけカットステーキ串』があって、散歩の途中によく食べます。なんと『しいたけソフトクリーム』まであり、こちらもしっかりとしいたけの風味が感じられます」
徒歩約6分
Spot18 古民家カフェ〈茶房 信濃屋〉の
かき氷&コーヒーでひと息

2025年12月で45周年を迎えた、昭和初期の別荘をリノベーションした古民家カフェ。名物はふわふわ食感のかき氷と、こだわりのハンドドリップコーヒー。かき氷は人気の「きなこきなこ」のほか「宇治抹茶金時」「黒みつきなこ」、大分らしい「カボス」など種類が豊富。濃いめのかき氷の蜜はすべてオリジナルだそう。
「建物もすてきで料理もおいしくて、その上一年中かき氷が食べられる。かき氷好きの私にとってはここ重要です。去年の夏は季節限定の『梅のかき氷』の虜になりました。やさしい人柄のママを慕って会いに行く人も多く、私もそのひとりです」
郷土料理の「だんご汁定食」や「やせうま」も味わえるのでランチスポットにも最適。
ホテル白菊前から亀の井バスで約4分、鶴高正門前で下車
徒歩約1分
Spot19 〈おひげのぱんやさん〉で
分厚すぎるあんぱんをパクリ

早朝6時からオープンする地元で愛されるパン屋さん。通勤・通学前の人たちで賑わう店内には、スイーツ系から惣菜系まで店内で焼き上げた100種類以上のパンがズラリ。「シュトーレン」など季節限定パンも美味。
「私のいち押しは看板メニュー『しあわせあんぱん』。『ルンバ!?』かと思うほどに分厚くて(笑)、薄い皮にこれでもかと詰まったあんの存在感がたまりません。思い切りかぶりつくと幸せに包まれます」

鶴高正門前から亀の井バスで約5分、春木で下車
徒歩約2分
Spot20 〈和菓子司 茶郎本舗〉で
朝に手づくりした和菓子をお土産に

毎朝丁寧に手づくりする素朴な生菓子が、地域の人々にも愛される和菓子店。「朝どら」や、春〜初夏限定の名物・本わらび餅「べろべろ」が人気。店内には四季折々の生菓子から焼き団子、おはぎ、やぶれ饅頭などの和菓子が豊富に並んでいます。国道500号(九州横断道路)から少し入った住宅街にありドライブ途中に立ち寄る人も多いそう。週末には行列ができることも。

「私は栗100%の自家製『栗きんとん』(秋限定)が特に好きですね。そのほかにも『朝どら』、やわらか〜い本わらび餅『べろべろ』もおいしくてオススメです」
北石垣から亀の井バスで約17分、地蔵湯前で下車
徒歩約4分
Spot21 〈みょうばん湯の里〉と〈ひょうたん温泉〉の2湯巡りで
シャンプー&リンス効果の入浴体験

地元で注目される「2湯めぐり」を体験。別府八湯のうち異なる泉質の温泉に続けて入ることで、相乗効果が得られるといわれています。
「洗浄効果が高い〈みょうばん湯の里〉の硫黄泉に入浴後、保湿効果が高い鉄輪〈ひょうたん温泉〉の塩化物泉に入る組み合わせは“シャンプー効果&リンス効果”と呼ばれ推奨されているんです」
明礬や地蔵湯前から亀の井バスで約9分、鉄輪で下車
徒歩約7分

鉄輪エリアにある〈ひょうたん温泉〉は1922(大正11)年創業の老舗日帰り温泉。大浴場、露天風呂、打たせ湯、桧風呂、砂湯、蒸し湯など、すべて源泉十割で多彩な湯が楽しめます。弱酸性の塩化物泉は、保湿成分メタケイ酸が基準値の約9〜10倍。「美肌の湯」として人気です。
砂原から亀の井バスで約6分、娘田で下車
徒歩約1分
Spot22 最後は〈馬家溝〉でロシアの家庭料理、
熱々ボルシチをいただきます

別府ツアーのフィナーレは、1973(昭和48)年に創業し、ロシアの家庭料理ボルシチがいまや名物となっている洋食・喫茶店〈馬家溝(まちゃこ)〉へ。ボルシチはロシア人から教わったレシピをアレンジした馬家溝オリジナル。1日じっくり煮込まれてホロホロにやわらかくなった国産牛肉と、ゴロっとしたたくさんの野菜をぜひ堪能して。そのほかオムライス、チキンカレー、タンサンド、焼きめし、デザートなど豊富なメニューが自慢。
「2日目の夕方、最後に熱々のボルシチ&サラダのセットを食べて帰ってほしいですね。絶品です」
地元で暮らす中島知子さんだからこそ考案できる「1泊2日別府満喫ツアー」。朝から晩まで、そして翌日も存分に別府を味わい尽くす、よくばり旅に出かけてみませんか?
※価格はすべて税込みです。