塩湯の海鮮丼
特集|涼を探して大分へ

豊後水道の幸を食べつくす、
宇賀なつみの大分夏のごほうび旅

Posted 2026.07.24
Instagram X Facebook

夏の涼を求めて大分県を訪れた、フリーアナウンサーの宇賀なつみさん。第1弾は佐伯(さいき)市で海と渓谷を巡り、第2弾はサウナと〈おおいた豊後大野ジオパーク〉で涼を味わいました。第3弾は、今回の旅で出合った、さっぱりグルメ編をお届けします。

「実は、佐伯(さいき)市の海の幸は、プライベートで食べにきたことがあるんです」と、大の旅好きで知られる宇賀なつみさん。以前、レンタカーを走らせて佐伯で食べた海鮮丼の味は、忘れられない味だと語ります。

宇賀さんがedit Oitaで巡る大分の旅は今年で7回目。周りの人からも「大分県出身だっけ?」といわれるほどすっかり大分通の宇賀さんとともに、夏の暑さを吹き飛ばすような“涼”を呼ぶ美食を求めて、佐伯市を巡りました。

複雑に入り組んだリアス海岸が特徴的な豊後水道(ぶんごすいどう)が育む魚介類を豪快にのせた海鮮丼や、極上の佐伯寿司、そして弾けるレモンサワーまで。とっておきの“美味”で涼む、佐伯のグルメ旅へ出発です。

行列ができる〈塩湯〉で、
豪快な海鮮丼をいただく

最初に訪れたのは、城下町の面影を残す佐伯市街地から車で約20分の場所にある〈天然海水風呂 塩湯〉。といっても湯に浸かりに来たのではありません。今回のお目当ては海鮮丼です。

〈塩湯〉の待合スペースからの海の景色
豊後水道を臨む海沿いをドライブして〈塩湯〉に到着。ゆったりと波が揺れる穏やかな景色が広がっています。
〈塩湯〉の入口に立つ宇賀なつみさん
いつ訪れてもお客さんの長蛇の列で、待ち時間は平日でも1時間は当たり前。時間に余裕を持って足を運ぶのがおすすめです。

〈塩湯〉は海水を沸かしたミネラルたっぷりの湯を楽しむ、食事処を併設した温浴施設です。宇賀さんは2度目の〈塩湯〉。「以前来たときも、予約の名前を書いて並んだんですよ。海鮮丼も食べたし、海水のお風呂にも入りました。今日もすごいお客さんの数ですね」

具がおおいにはみ出している〈塩湯〉の海鮮丼
その日に仕入れた10種類以上のネタをあふれんばかりに盛った「海鮮丼」1430円。

宇賀さんが再会を心待ちにしていた、〈塩湯〉一番の人気メニューでもある海鮮丼。店内の窓越しに見える豊後水道でとれたアジ、タイ、エビ……旬の魚たちが海鮮丼の器の上を彩ります。

豊後水道は、太平洋の温かい海水と、栄養豊かな瀬戸内海の冷たい海水が混ざり合う、全国でも名高い好漁場。年間を通じて水揚げされる魚種も豊富であることを、丼に盛られた数々の旬魚が証明しています。

海鮮丼を味わい中
「海に近いところに来ると、やっぱり魚が食べたくなります」(宇賀さん)

口に運ぶと、はね返すほどのしっかりとした歯ごたえ。その鮮度の高さを実感します。「海鮮をどれだけ食べてもご飯が見えてこない! ご飯の量よりお魚のほうが多いなんて考えられないですよね」と興奮気味に話す宇賀さん。

〈塩湯〉店内に並ぶいけすをのぞきこむ宇賀なつみさん
店内のいけすを見れば、佐伯の海の旬がよくわかります。
いけすに入ったたくさんのヒオウギ貝
海鮮丼にものっている、佐伯ならではの「ヒオウギ貝」。佐伯市蒲江(かまえ)は全国有数の養殖生産地として知られています。

「ヒオウギ貝のような東京では食べられない珍しいものを食べて帰らないと!」(宇賀さん)

〈塩湯〉の海鮮丼を食べ進める

オーナーの坂本恵美さんから「“ぱっちんえび”は食べましたか?」と声をかけられた宇賀さん。

半分に割った「ウチワエビ」を手にしている

佐伯市で通称“ぱっちんえび”と呼ばれる「ウチワエビ」。ゴツゴツした殻からどうやって食べたらいいのか迷いましたが、半分に割って箸でつまむと、身がほろり。食感はプリっとして甘みがあり、ミソも美味。地元ならではの一品が味わえました。

ビールと海鮮丼を堪能中の宇賀なつみさん
新鮮で豪華な盛りの海鮮丼にビールが合わないわけがありません。宇賀さんもご満悦です。

お品書きには、海鮮丼のほかに選びきれないほどのメニューがずらり。どれも驚きのお手頃価格で、宇賀さんも「東京ではこの値段では絶対に食べられない!」とつぶやいていました。

皿にのった岩ガキの酒蒸し
「岩ガキの酒蒸し」(夏)1408円。

夏にぜひ食べたい「岩ガキ」。なんといってもその大きさと濃厚な旨みが絶品です。

大きな岩ガキの酒蒸し2皿を店員さんが運んでいる
ひとつが手のひらサイズ! 衝撃の大きさ。

佐伯の岩ガキは、大分県中・南部から宮崎県北部を結ぶ日豊(にっぽう)海岸の、黒潮の海水と山々からの真水がもたらす豊富なミネラルによって、一般の岩ガキと比べて大粒でクリーミーな味に育ちます。旬はまさに今。

佐伯市内の9店舗で岩ガキが楽しめる「日豊海岸岩ガキまつり」が8月31日まで開催中で、〈塩湯〉もその店舗のひとつです。

3種の魚フライとビール
「魚のフライ盛り」748円。

アジ・サバ・カマスの3種類をさっくりと揚げたフライ。こちらも今が旬の「カマス」を食べて、「揚げたてのサックサクで最高! ビールにぴったり」と声を弾ませる宇賀さん。

フライとビールを味わい中

〈塩湯〉を訪れたなら、海鮮だけでなく、ぜひミネラルたっぷりなお風呂もお楽しみください。大浴場と家族風呂があり、海を眺めながらのんびりと汗を流していきましょう。

〈塩湯〉の店内から見える海の景色
座敷の窓から眺める景色までも、最高のごちそうです。

4年ぶりに〈塩湯〉の海鮮丼を堪能した宇賀さん。

「やっぱりおいしかったですし、安すぎましたね。大分だからこその値段と鮮度と。座敷で海を見ながらいただくのが最高でした」

以前訪れたときの感動はそのままに、自らの舌で再び確かめた海鮮丼の味。佐伯の海の幸が持つポテンシャルの高さをあらためて確信した宇賀さんなのでした。

Spot 01
Information
塩湯
address:大分県佐伯市上浦浅海井浦2920-3
tel:0972-27-8309
access:JR浅海井(あざむい)駅から大分バス(佐伯市コミュニティバス)で約3分、バス停「運動公園前」下車徒歩1分
営業時間:食事処11:00~20:30、お風呂10:00~22:00
定休日:水曜、月1木曜
web:大分県観光情報公式サイト 塩湯

〈さいき海の市場〇〉の寿司バイキングコーナーに並ぶやりいかの握り
Next Page|豊後水道の
〈佐伯寿司海道〉を極める!

この記事をPost&Share
X Facebook