![大分県立美術館(OPAM)のロゴオブジェ](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124854/news-columns-oita-architecture-ec-1080x540.jpg)
ニュース&コラム
著名建築家による建物から
著名建築家による建物から
歴史香る建造物まで!
心ときめく大分建築探訪
大分は名建築の宝庫といっても過言ではないほど、ステキな建物にあふれているのをご存知ですか?
「ホントに~?」なんて疑う人もいるかもしれませんが、いやいや本当! 大分県立美術館が作った「大分建築マップ」を見れば一目瞭然の多さなんです。
今回は県内に数多ある名建築の中から、気軽に足を運べる大分市内の建築物をそれぞれの見どころとともにご紹介します!
建築家・坂茂の個性が詰まった、
〈大分県立美術館(OPAM)〉
まずは大分駅から徒歩15分ほどの中心街にある〈大分県立美術館(OPAM)〉から。ここはフランスの〈ポンピドゥーセンター・メス〉などを手がけた世界的建築家・坂茂さんの設計によるもので、コンセプトは「街に開かれた縁側としての美術館」だそう。
![OPAM外観](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124903/news-columns-oita-architecture-photo1.jpg)
館内に入るとまず目に入るのが、道路に面した大きなガラス窓から自然光がたっぷりと入る明るく開放的な空間。館内は視界の妨げとなる柱を排除し、空調も床下に設置することで視覚的ノイズの少ない空間に仕上げているのだとか。
なるほど、まちなかなのに清々しく、その場にいるだけで心がスンと落ち着くのは余計なものが少ないせいかもしれません。
![水平折戸になっている窓](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124904/news-columns-oita-architecture-photo2.jpg)
![ミュージアムショップのカウンター](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124905/news-columns-oita-architecture-photo3.jpg)
この美術館を訪れたらぜひ見てほしいいおすすめのスポットは、大分らしさと坂建築の醍醐味が凝縮された3階ホワイエ。
大分を代表する「竹工芸」をイメージしてつくられた木組の屋根と窓のあしらいはとても印象的で、まるで自分が竹工芸のかごの中にいるような不思議な気分にさせてくれます。
![屋根部分のデザイン](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124907/news-columns-oita-architecture-photo4.jpg)
![屋根部分を別角度から](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124909/news-columns-oita-architecture-photo5.jpg)
![木材をクロス状にあしらった館内デザイン](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124910/news-columns-oita-architecture-photo6.jpg)
OPAMはなんと年中無休で、原則365日開館しているので、展示鑑賞だけでなく誰かとの待ち合わせやまち歩きの休憩スポットとしても、気軽に立ち寄れるところがうれしいポイントです。
![カフェスペース](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124911/news-columns-oita-architecture-photo7.jpg)
![紙管が使われたカフェの壁](https://libs.edit.pref.oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/03124913/news-columns-oita-architecture-photo8.jpg)
有名建築家が手がける公共施設はもちろんここだけではない! 大分に来たなら坂さんの師匠としても知られる“あの巨匠”の建物はハズせません。
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