〈金なべ亭〉の「チキン南蛮」セット
連載|地元誌が教えてくれた、大分グルメの巡りかた

大分市のランチはここ!
こだわり和食、老舗洋食から麺類まで
地元誌おすすめの9軒 | Page 2

Posted 2024.10.12
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老舗も、住宅街の隠れ家も。多彩な洋食

ジューシーでプリプリ、本場のとり天を
老舗の洋食店で〈キッチン丸山〉

〈キッチン丸山〉の「とり天」
「とり天」850円。昼はライスとみそ汁がサービス。

大分のソウルフード「とり天」発祥の店のひとつと言われている〈キッチン丸山〉。ランチタイムには、ビジネスマンや観光客で行列ができるほど、老若男女に愛されている老舗の洋食店です。

カウンター席とテーブル席が並ぶ〈キッチン丸山〉店内
昭和37年創業。とり天をはじめ、洋食メニューが豊富。

人気メニューの「とり天」は、自家製のたれに漬け込んだ新鮮な鶏肉を薄い衣でカラッと揚げており、肉はふっくらと柔らかく、ジューシーな仕上がり。自家製ポン酢と練りからしを付けて食べるので、あっさりと最後まで食べることができます。

「とり天」のほか、チキンカツやローストチキン、チキン南蛮、エビフライなど豊富な洋食メニューが並びます。ランチタイム(11:00~14:30)はすべてのメニュー、ライス・みそ汁付きなのもうれしい限りです。

Information
キッチン丸山
address:大分県大分市顕徳町1-6-15
tel:097-537-5538
access:JR大分駅から徒歩約10分
営業時間:11:00~14:30、17:30~21:00 ※なくなり次第終了
定休日:日曜、祝日
web:キッチン丸山

創業55年! ボリューム満点の
チキン南蛮定食を食べるならここ〈金なべ亭〉

〈金なべ亭〉の「チキン南蛮定食」
「チキン南蛮定食」(サラダ、ライス、みそ汁、お新香付き)1280円。

宮崎出身の先代が、1970年に宮崎で創業し、その後東京に、1976年には大分市府内町に出店し、1981年に現在の場所に移転したという老舗洋食店〈金なべ亭〉。鶏もも肉をカラッと揚げて甘酢にくぐらせた渾身のチキン南蛮の上には、一からすべて手づくりするという秘伝のタルタルソースがたっぷりとかけられています。

〈金なべ亭〉の店内
テーブル席と小上がりがある広々とした店内。

ほかにも、カレーやとんかつなど、ボリューム満点の洋食が楽しめると評判です。現在も、創業当時から変わらない素材にこだわった味を、2代目が引き継ぎ、多くの常連客が通う名店です。

Information
金なべ亭
address:大分県大分市山津町2-5-18
tel:097-551-5143
access:JR高城駅から車で約5分
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00
定休日:火曜

ボリュームの良さにも歓喜の洋食店
〈Kitchen縁〉

ナポリタンの上にチキンカツがのった「マウント☆yufu」
「マウント☆yufu」サラダ付き1500円(価格変動の可能性あり)。+100円のライスもマストで注文しよう。

2~4名掛けのテーブル席に加え、壁面カウンター席もあり、ひとりでもグループでも利用しやすい洋食店〈Kitchen縁(えにし)〉。スプーンで食べるハンバーグやチキン南蛮が人気のお店ですが、そのどれもがボリューム満点なのが魅力。

なかでもひときわ目を引くのが、総重量約1キロもある「マウント☆yufu」です。名のとおり、山のように盛りつけられた、こぶし大のチキンカツが3個、その下にはニンニク多めのナポリタンがたっぷりと。特製チーズデミグラスソースのまろやかな味つけが食欲をそそります。

内装やテーブルクロスもレトロな雰囲気の〈Kitchen縁〉店内
お腹いっぱいになる満足感と、飾らない雰囲気にリピーターも多く訪れます。

そのほか、北海道根室のご当地グルメを模した「エスカロップ」といった独創的なメニューもあり、「おもしろいことに挑戦してみたくなるんです」と話す、店主・溝邉貴博さんのアイデアが光ります。

Information
Kitchen縁
address:大分県大分市富士見が丘西1-3-1 グリーンプラザビル1F
tel:097-541-5569
access:JR豊後国分駅から車で約6分
営業時間:11:30~14:30L.O.(土・日曜~14:00L.O.、18:00~20:00L.O.)
定休日:不定休、Instagramで要確認
Instagram:@kitchenenisi

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