
地元・大分県の魅力を全国へ!
お笑い芸人〈ジョックロック〉ゆうじろー
2024年12月、『M-1グランプリ』で決勝進出を果たした〈ジョックロック〉。結成わずか2年半での快挙に、お笑い界でも大きな話題を呼びました。ボケを担当するゆうじろーさんは、実は大分県宇佐市の出身。サッカー選手を目指していた少年時代から、関西での芸人生活……大きな転機を経て、いま大分への新たな思いを抱きながら活動を続けています。故郷での思い出、『M-1』決勝の舞台裏、そしてこれからの夢まで、たっぷりと語ってもらいました。

毎日サッカーに明け暮れた青春時代
生まれたのは大分県の別府市。その後、幼少期を福岡で過ごし、広島での短い滞在を経て、小学1年の夏休みに大分へ。以来、高校3年まで宇佐市の四日市で過ごしました。
「明るくて活発な子どもで兄ちゃんにずっとついて回って、よくふざけてましたね」と当時を振り返ります。小学1年からはサッカーを始め、中学時代には〈大分トリニータ〉の育成チームに所属。

「もうサッカーしかしてないんじゃないかってぐらい、毎日のように練習していました」
母校の四日市南小学校では、放課後になるとランドセルを置いてサッカーの練習へ。週末は宇佐市や中津市で試合という生活でした。休日には〈平成令和の森 スポーツ公園〉と呼ばれる大きなグラウンドで練習したり、日本代表の試合を観戦したりと、サッカー漬けの日々を送りました。
帰省するたびに立ち寄る!
おすすめの大分グルメは?
地元の味といえば、宇佐市のソウルフード「からあげ」は外せません。「やっぱりすぐ頭に浮かぶのは〈太閤(たいこう)〉と〈とりあん〉!」と目を輝かせます。ゆうじろーさんの地元・宇佐は“からあげ専門店発祥の地”とされ、多くの専門店が存在。タレの味はお店ごとに異なり、地元の人はみな、お気に入りの“マイからあげ”があるとか。
「〈太閤〉のからあげは、皮はパリってして、中がジューシー。〈とりあん〉はすごく柔らかくて、それぞれの味わいに個性を感じます。地元に帰省したら絶対にからあげを食べますね!」




試合で優勝を重ねた際の祝勝会の場となった〈米沢観光園〉も、特別な思い出がある場所です。「試合の後に地鶏の炭火焼きを食べました。50人ぐらいの大人数で食べて、終わったらみんなで外の広場に出て鬼ごっこをしたり。それが、めちゃめちゃ楽しかったですね」


「あと大分グルメで印象に残っているのは、やっぱり『かぼす』。祖父母が農家だったこともあり、小さい頃から身近にあったんです。大量に持って帰って、みそ汁や餃子のポン酢に入れてみたり。母特製の『とり天』が昔から好きで、それがかぼすとも合うんですよね」

