食べる文学「注文の多い料理店」
ニュース&コラム

お菓子を通して文学の世界を体験する!? 
湯布院の菓子工房〈マチカ〉が始めた新たな取り組み

Posted 2022.04.08
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由布院を拠点に、店舗を持たない菓子工房として活動する〈マチカ〉。クッキーやチーズケーキなどの焼菓子、伝統的な日本の和菓子である琥珀糖を主に手がけています。

そんなお店が新たな試みとして、「食べる文学」プロジェクトをスタート。クラウドファンディングで支援を募り、想定を大幅に上回るスピードで目標金額に到達するなど注目を集めています。

店舗を持たない菓子工房として活動

店主の髙見由里さんが〈マチカ〉としてお菓子づくりを始めたのは2018年のこと。「両親が竹細工店を営んでおり、移転をきっかけにキッチンをつくってもらうことになりました。もともとお菓子づくりが好きだったため、背中を押してもらうかたちで開業しました」と髙見さんは話します。

チーズテリーヌケーキ
小麦粉は使用せず、ほぼチーズのみでつくる〈チーズテリーヌケーキ〉3000円。

手がけるお菓子は、クッキーやチーズテリーヌケーキ、琥珀糖など。国産の小麦粉やきび砂糖を使用するなど素材にこだわり、つくられています。

琥珀糖 3種セット
寒天と砂糖を練り上げ、ゆっくりと結晶化させてつくる琥珀糖は、通常よりも甘さは控えめ。〈琥珀糖 3種セット〉2500円。

「さまざまな材料を食べ比べ、自分がおいしいと感じたものを取り入れながら、何度食べても飽きないような味わいに仕上げています」と髙見さん。これらのお菓子は、オンラインショップから購入することができます。


「文学」をテーマに新たな試みに挑戦
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