
連載|地元誌が教えてくれた、大分グルメの巡りかた
大分県のご当地海鮮グルメ!
大分県のご当地海鮮グルメ!
関あじ、関さばからマグロやハモまで
地元誌のおすすめ7選 | Page 2
臼杵のフグ&日出のカレイで大分ならではの贅沢を
全国にその名を轟かす歴史あるフグの名店
〈料亭 山田屋 臼杵本店〉

大分県内をはじめ、東京・西麻布、丸の内にも展開する〈山田屋〉。西麻布店はミシュランガイドで9年連続三つ星を獲得しているフグの名店として知られています。

その総本山である山田屋臼杵(うすき)本店では、豊後水道の急流にもまれ、身の引き締まったトラフグは適度な歯ごたえがあり、シーズン中には県外からもたくさんの客が訪れるのだそう。
刺し身やから揚げなど、価格によって異なるフグ料理が味わえる「ふぐコース」(1万3310円~)をはじめ、フグのおいしさを手頃な価格で楽しめる「ふぐミニコース」(お昼限定9075円)など、メニューはさまざま。プリプリッとしたフグの新鮮さと、料理人の熟練の技術によって生み出される見目麗しい料理の数々を堪能しましょう。
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江戸の将軍にも献上した〈城下かれい〉を堪能
〈割烹・寿司 幸喜屋〉

日出町(ひじまち)にある日出城址の下に広がる海には、海底から真水が湧き出している海域があり、そこでとれるマコガレイが非常に美味だったことから、日出産のマコガレイを〈城下(しろした)かれい〉と呼んでいます。
城下かれいは江戸時代から高級魚として親しまれ、江戸の将軍にも献上されていたという高級魚。4月から9月頃にかけてシーズンを迎え、5月から7月頃に最もおいしい時期を迎えます。

日出町には城下かれいを味わえる店が数軒ありますが、なかでも〈幸喜屋(こうきや)〉は江戸時代から続くお店で、その名も日出藩主から賜ったという歴史があります。「城下かれい定食」(6050円)のほか、コースも(9680円~)。上品でクセのない高貴な味わいは、食通を虜にするほどです。
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