連載|地元誌が教えてくれた、大分グルメの巡りかた
別府でランチを食べるなら?
別府でランチを食べるなら?
和食、洋食、エスニックまで
地元おすすめの8店 | Page 2
長い歴史を誇る洋食店も要チェック!
洋食、中華、ステーキ……
三大名物をご賞味あれ〈グリルみつば〉
1953(昭和28)年に別府市元町で創業した洋食の老舗〈グリルみつば〉。初代である山本太郎さんから、2代目の達也さん、3代目の雅彦さんへとバトンをつなぎ、70年以上にわたって心温まる洋食を提供し続けています。
10日間かけて仕込む自家製デミグラスソースでいただくビーフカツやヒレカツをはじめ、大阪市のホテルで修業した雅彦さんの技術が光る鉄板焼きステーキ、酢豚やエビチリなどの本格中華まで、多彩なラインアップ。
「基本の料理をつくり続けているだけ」という雅彦さんの言葉には、先代から受け継いだレシピと、食材や食文化に対する深い知識、手づくりへのこだわりが詰まっています。シンプルながらもほかでは味わえない、歴史に裏づけされた料理を堪能しましょう。
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ロシアの家庭料理を別府で!
地元に根づく洋食店〈馬家溝〉
半世紀近くにわたり、地元の人から県外の観光客までたくさんのファンに愛されてきた〈馬家溝(まちゃこ)〉。先代が中国のハルビンで生活していた頃、当時出会ったマダムからレシピを教わったというロシアの家庭料理「ボルシチ」は、日本で手に入る材料でつくる、ここならではの味。
1日かけてじっくり煮込んだ具材は口に入れるとホロホロとほぐれ、野菜の甘みと程よいトマトの酸味が楽しめます。カリッと焼いた温かいパンにスープを染み込ませると、小麦の香りとボルシチの風味がより感じられます。
ちなみに、自宅でも楽しめるようレンジ対応容器に入れて全国発送も行っているので、電話で注文を。ぜひ「馬家溝のボルシチ」を味わってみてください。
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