
母になって、再発見した大分の魅力。
モデル・衛藤美彩
乃木坂46の1期生として活躍し、現在は女優やタレントとして幅広く活動する衛藤美彩さん。18歳で上京するまで、自然豊かな大分市で育ちました。グループを卒業後、同郷のプロ野球選手・源田壮亮さんと結婚。出産を経て、新たな視点で故郷のすばらしさを再発見したという衛藤さんに、青春時代の思い出や、母となって感じる大分の魅力を語っていただきました。
故郷・大分で忘れられない“とっておきのグルメ”

「大分は食も温泉もお酒も、心を満たしてくれる要素が揃っていて。豊かな自然や美しい景色が身近にある。この魅力を多くの人に知ってほしい気持ちと、秘密にしておきたい気持ちが共存しているんです(笑)。私自身も地元に帰るたびに、その魅力に気づくこともあって、まだまだ知られていない大分の魅力ってたくさんあると思うんです」
大分は食べものがとにかくおいしい! と話す衛藤さんが、まずおすすめしたいのは、別府にある〈甘味茶屋〉。どこか懐かしい気持ちになる大分の郷土料理や甘味が揃う名店です。


とり天やだんご汁といえば、大分県民からこよなく愛されるローカルフード。アジアを中心に観光客も多く訪れる注目のお店だとか。衛藤さんのおすすめは、抹茶アイス。「世界中でさまざまなアイスクリームを食べてきましたが、ここの抹茶アイスのおいしさは格別です!」と太鼓判を押します。



毎年故郷から届く夏の風物詩があるという衛藤さん。「由布市庄内地域の梨は、私にとって特別な梨。実は祖母が庄内の出身で、毎年送ってくれる梨を心待ちにしているんです」

由布市庄内町の国道210号線を中心に、梨の直売所が立ち並ぶことから「梨ロード」と呼ばれ、地元の人だけでなく、県外からも梨を目当てに訪れるほど、大分を誇る産地として知られているそう。

「夏から秋にかけて、いろんな品種の梨が直売所に並んでいて。この時期でないと味わえない特別感もありますよね。庄内に立ち寄る機会があれば、ぜひ味わってみてほしいです」