
連載|MY FAVE オオイタ
母になって、再発見した大分の魅力。
母になって、再発見した大分の魅力。
モデル・衛藤美彩 | Page 2
母になってあらためて感じる
地域の温かさに育まれた、青春時代
「18歳まで過ごした大分での日々は、大切な思い出で溢れています」と語る衛藤さん。特に印象深いのが、杵築市山香町にある〈大分農業文化公園(愛称・るるパーク)〉での家族との時間です。「広大なアスレチック施設で兄と遊びまわり、季節の花々を眺めながら一日中過ごしました。母に『帰る時間だよ』と声をかけられても、もう少し! とよく駄々をこねたものです」と、懐かしそうに振り返ります。

「母はとてもアクティブな性格で、よく車でドライブして一緒にでかけたり、私自身も、3兄弟の真ん中で、兄と弟が野球をしていたこともあり、『食事と入浴、就寝以外は外で過ごす』というくらい、活発でおてんばな性格でした」


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地元の人とのつながりも、衛藤さんの原点となっています。「近所の人が『気をつけてね』『遅くならないようにね!』とか、声をかけてくれて。自分が母親になった今思うと、家族はもちろん、地域の人たちにも見守られて育ってきたんだなって。こうして思い出すだけで温かい気持ちになります」

「当時はごく自然なこととして受け止めていましたが、振り返ると、近所の人との何気ない会話や触れ合いが、人と接することへの抵抗のなさにつながっていると思います。昔から人見知りすることがなく、アイドル時代にファンの皆さんと自然体で接することができたのも、幼い頃からそういった恵まれた環境や交流のなかで、育ったからかもしれません」
大分市の中央町にある〈ピーターハウス〉は、子どもの頃から家族で通い続ける思い出の店。「20年以上の歴史があって、今でも帰省の際には必ず訪れます。特におすすめなのは、モダン焼きなのですが、九州らしい甘めの味つけの焼きそばも絶品です!」と、現在も家族で欠かさず訪れる大切な場所だと語ります。

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